【クリスタルシンフォニー】寄港地マニラ・フィリピン アジアクルーズ

公開日 : 2024年03月24日
最終更新 :
筆者 : ふじはる

今回、ラグジュアリー船「クリスタルシンフォニー」でアジアクルーズに行ってきました!まずは乗船地の「フィリピン、マニラ」について、入国時の手続きからマニラの魅力を。そしてクリスタルシンフォニーについて、お伝えしていきます。

  • フィリピン・マニラってどんな街?
  • 日本からのアクセス
  • 入国にはeTravel登録が必須
  • マニラ国際空港から市内までのアクセス「Grab」
  • ペニンシュラホテル
  • レストラン「The Old Manila」
  • マニラ市内の移動手段「ジプニー」乗り方
  • ヴェネツィア・グランド・カナル・モール
  • 豪華客船「クリスタルシンフォニー」

マニラってどんな街?

フィリピンの首都マニラは、政治や経済、文化の中心地。交通のハブとしても知られ「東洋の真珠」と呼ばれています。

300年の間スペインの統治国家だったため、城壁都市「イントラムロス」やフィリピンで最も古い石造りの教会「サン・アグスチン教会」など、スペイン統治時代からの歴史的な建造物が多く、観光に最適。

また、カジノ、ショッピングモール、ナイトクラブなどが集中し、物価もやすいため比較的安価に多様なエンターテイメントを楽しむことができます。

日本からのアクセス

日本からマニラ・ニノイ・アキノ国際空港までは直行便があり、東京羽田空港から4時間~5時間、福岡空港からは3.5時間で到着します。

入国にはeTravel登録が必須

フィリピン入出国には eTravel の登録が必須です。72時間前から登録が可能。



eTravel
登録後QRコードが発行されますが、今回空港でチェックをされる事はありませんでした。

マニラ国際空港から市内までのアクセス

マニラ国際空港から市内までは約10km。基本的にはタクシー、Grabを利用します。

・タクシー
空港から市内まで、タクシーで約20~30分。相場は約300~400ペソですが、ぼったくりや未登録のタクシーも多いとのこと。乗車前に金額を確認、メーターを確認しておきましょう。
※現在空港からのタクシーは管理されていてぼったくりしにくい体制が取られているようです。

・Grab
私は交渉や確認が面倒なので、フィリピン版のライドシェアサービス「Grab」を利用しました。空港からペニンシュラホテルまで、初回割引が適用されPHP343 (921円)、高速料金も含まれていました。
日本で事前にダウンロードして、カードの登録やSMS認証を済ませておくと便利です。

ペニンシュラホテル


日本だと一番安いお部屋でも10万円以上のペニンシュラホテル。ここマニラでは3万円程〜宿泊が可能です。

クラシックで巨大なロビーは、太陽の彫刻を中心に、2つの大きな階段が左右対称に展開しています。この素敵なロビーで朝食やアフタヌーンティー、夕食を頂くことができます。

  • マカティのシンボルにもなっているペニンシュラの噴水

    マカティのシンボルにもなっているペニンシュラの噴水

  • ペニンシュラロビー

    ペニンシュラロビー

クラブラウンジの評判を聞いていたので、今回は少し贅沢にクラブフロアに宿泊しました。

クラブラウンジではロビーを目下に眺めながら、朝食ビュッフェ、アフタヌーンティー、カクテルタイムのお酒、そして夕食まで提供されるようです。

チェックインはこちらのクラブラウンジで、ウェルカムドリンクをいただきながら。お部屋に空きがあったようで、一番大きなスイートルームへのアップグレードを提案頂きましたが、翌日の朝イチにはクルーズ船に乗るため今回は見送りました。

  • クラブラウンジ

    クラブラウンジ

  • ラウンジ軽食(一部)

    ラウンジ軽食(一部)

  • ラウンジ夕食(一部)

    ラウンジ夕食(一部)

お部屋の内装はシンプルですが広くて綺麗。ウェルカムドリンクと手書きのメッセージを眺めているとチャイムが鳴り、ペニンシュラホテル特製のチョコレートを届けてくれました。

The Old Manila

夕食時にラウンジを覗くと、お寿司や蟹まで並んでいました!が、せっかくなのでホテル内のコンテンポラリーレストランで夕食を。

1名での予約だったので、落ち着く壁沿い。かつ、レストラン全体が見渡せる席を用意頂き、向かいの椅子も既に撤去されています。心遣いが嬉しい。

オシャレな空間で美味しい夕食をいただく事ができました。

市内観光の移動手段

・ジプニー


ジプニーとは、軍用ジープを再利用した乗り合いバスのようなもので、独特のデザインとカラフルな装飾が特徴です。

車体の側面に記された行き先を確認し、行きたい方面へ走るジプニーが信号などで止まったタイミングで後部から乗り込みます(!)

運賃はPHP13(35円)。乗客がバトンリレーでドライバーにお金を届け、お釣りまで返してくれます。目的地近くで「ファラー」と声を出すとジプニーが停車。

と、かなりハードルが高い乗り物ですが、乗りこなせれば安くてとても便利そうです。(私は市内移動、全て前述のGrabを利用しました。)

  • 空港に展示されるジプニー

    空港に展示されるジプニー

  • photoACフリー画像

    photoACフリー画像

  • ジプニー降車の様子

    ジプニー降車の様子

フィリピンのベネツィア

フィリピンのショッピングモールといえば、バラマキ用のお土産から家電まで、なんでも揃う「SMモール」が有名ですが、今回はタギグ市にある「ヴェネツィア・グランド・カナル・モール」に行ってきました。

空港から車で15分、ペニンシュラのあるマカティから10分程の予定でしたが、渋滞で行きも帰りも1時間程かかりました。

モール内は「イタリアよりもイタリア!」もはや本場より水が綺麗な大運河が広がり、ゴンドラにはゴンドリエーレが乗っています。

平日にも関わらず仮面の道化師がモールのあちこちにいて、一緒に写真を撮ろうと手招き。

ゴンドラのチケットはPHP 500 (1300円)で、4席購入で貸切にできます。白鳥の足漕ぎボートはPHP 300でレンタルできるようで、景観をファンシーに壊していました。

ゴンドラだけ乗って帰るのもなんだなとモール内のネイルサロンに入り、860円でネイルケアとマニキュアを。お得感に浸りました。

クリスタルシンフォニー

翌朝、待ちに待った豪華客船への乗船です!

クリスタルシンフォニーは日本郵船により造られた客船で、飛鳥Ⅱの姉妹船。「ラグジュアリークラス」とレーティングされています。昨年大規模な改装が終わり、航海を再スタートしました!

クリスタル シンフォニー
クリスタル シンフォニー

船の広さに対して乗客が少なく船内を広々と使えたり、ゲストの数とスタッフの数がほぼ同じで、スタッフが自分の名前や好みを覚えてくれたり、きめ細かなサービスが受けられます。

  • クリスタル デッキ

    クリスタル デッキ

  • テーブル担当者

    テーブル担当者

  • メインダイニング

    メインダイニング

船内に入ると美しい天井と大きな滝!ロビーには図書館、ピアノを備えたラウンジ、ショッピングモールまで。ブランドショップにはCHANELのココハンドルやHERMESのケリーまで取り揃えられていました。

ウェルカムシャンパンを頂きながらチェックインして、いよいよお部屋へ。

ドキドキしながらドアを開けると、船内の客室とは信じがたい空間。
広々としたリビングに、高級アパートメントのようなインテリア。キラキラ光る海!

  • リビング

    リビング

  • ベッドルーム

    ベッドルーム

こちらのSVスイートは約40㎡の海側客室。リビングと寝室はカーテンで仕切る事ができ、バルコニーも約10㎡と広々。お部屋とベランダを合わせると27畳もの広さです。

冷蔵庫の中には無料のシャンパンやお酒がたくさん。(クリスタルの代金は、食事、お酒、Wi-fi、バトラーやスタッフへのチップも含まれているオールインクルーシブ制となっています。)

  • ワークスペース

    ワークスペース

  • バーカウンター

    バーカウンター

  • ウォークインクローゼット

    ウォークインクローゼット

ウォークインクローゼットは中で一泊できそうな広さです。収納、ハンガーも充分な数。

洗面はダブルシンク、そしてなんと、ジャグジー付きバスタブが!!

素敵な船とお部屋で、優雅に暮らしながら世界を回るクルーズ旅行。次回の記事では、寄港地フィリピンのボラカイ島、プエルトプリンセサについて。また、今回予約した公式サイトに沿って、船内施設についても詳しくご紹介します!

筆者

特派員

ふじはる

おいしい香港グルメを求め日々を過ごしています。

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