3月の香港はアートがいっぱい

公開日 : 2024年03月22日
最終更新 :
筆者 : 武田信晃

香港の3月は「アートフェスティバル」のほか「アート・バーゼル香港」が開かれるほか、ビクトリアハーバーでは「藝術@維港2024(Art@Harbour 2024)」、西九龍文化区(WKCD)では「西九家FUN藝術節:Atelier Sisu《抱泡瞬間》(WestK FunFest: Atelier Sisu – Ephemeral)」といったさまざまな芸術イベントが開催されます。また、映画関係のイベントも多く開催されるなどにぎやかな1カ月です。

世界最大級の現代アートの展示会である「アート・バーゼル」はスイスで毎年行われていますが、2013年より香港でも「アート・バーゼル香港」が開催されています。2024年は3月28日から30日まで湾仔(Wan Chai)にある会議展覧中心(HKCEC)で行われます。今年のアート・バーゼル香港には、40カ国・地域から243のギャラリーが参加することが決まっていて、日本からは35のギャラリーが香港にやってきます。都市別でみても、東京のほか、ロンドン、パリ、ミラノ、マドリッド、ニューヨーク、サンパウロ、上海、バンコクなど世界中のギャラリーが参加します。

© the artist, courtesy Regen Projects

現代芸術を中心に展示する「アート・セントラル」というフェアもあり、こちらは3月28日から30日まで、中環(Central)のフェリー埠頭の南側にある中環海濱活動空間(Central Harbourfront Event Space)で行われます。

© Art Central

「藝術@維港2024」は、teamLabが何百もの卵状の光のオブジェをビクトリアハーバーでインスタレーションしたり、Alicja Kwadeという芸術家は「I’ordre des mondes (Totem)」という彫刻作品をショッピングモールのK11 Museaで展示するなどします。期間は3月25日から6月2日まで行われます。

© LCSD

また、WKCDの「西九家FUN藝術節:Atelier Sisu《抱泡瞬間》」は、シンガポールやシドニーなど40以上の地区で展示されてきた巨大でカラフルな「泡のオブジェ」です。WKCDの屋外にある海浜エリアで幻想的な世界が広がります。 

© Courtesy of Atelier Sisu

筆者

香港特派員

武田信晃

新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。

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