スヌーピーの町サンタローザまで行ってみよう（カリフォルニア）

今回の公共交通機関は、「ゴールデンゲート・トランジット（Goldengate Transit）」サンフランシスコからゴールデンゲートブリッジを渡り、マリン、ソノマカウンティー間を運行しています。ミュにバス（MUNI）と違って乗降口は前のドア1カ所、クリッパーカードの端末機がドア脇にあります。クリッパーカードだと少しディスカウントにもなるようで、とにかくベイエリア滞在で公共交通機関で移動する場合は便利です。

新しい車両だったこともありましたが車内は清潔、ゴミが落ちていません。お恥ずかしい話、ミュニバスに比べるととてもきれいです。中距離路線だと車酔いでサスペンションが気になるところでしたが、気になるほどもなく快適なバス旅となりました。

路線バスに乗って2時間以上の旅の心配はお手洗いです。ただスケジュールを細かくみてみると、約1時間ほどでのサンラファエル・トランジットセンターに到着、10分ほど停車することが分かりました。万が一の場合は、サンラファエルで用事を足せる安心感がありました。

到着してみて分かったのですが、バスドライバーさんも交代するので、間違いなく出発しません。もしおトイレに行きたい場合は、念の為ドライバーさんに確認してください。ここで乗客がほぼ入れ替わりました。

サンラファエルを出発して、ノバト→ペタルマ→ローナートパーク→サンタローザです。

郊外に向かう方だったので渋滞は全くなく、サンラファエルから1時間ちょっとで、サンタローザ・トランジットモールに到着しました。平日の10時頃、あまり人気もなく静かなトランジットモールでしたが、青空のおかげでしょうか怖い感じはしませんでした。

サンフランシスコの喧騒からゴールデンゲートブリッジを渡り一変して丘陵地隊の緑豊かなマリンカウンティーからソラノカウンティーと2時間の路線バスの旅でした。寝てても到着できます（苦笑）

さて、サンフランシスコダウンタウンへは鉄道とフェリーで移動してみます。それ自体が楽しい方法です。
まずは、ソノマカウンティーとマリンカウンティーを結ぶ「スマート（SMART）」列車に乗車です。スマートとは、”Sonoma-Marin Area Rail Transit”の略称です。現在はソノマカウンティー空港からサンタローザ→ローナートパーク→コタティ→ペタルマ→ノバト→サンラファエル→ラークスパー間、約70kmを運行しています。料金はゾーン制になっていて＄1.50〜＄7.50もちろんクリッパー利用可能です。週末は一日券のデイパス（10ドル）もあります。

乗車駅はサンタローザダウンタウンです。ホーム数カ所に端末がありますので乗車前に、かざしてタグオン（Tag on）してください。降りる時はタッグオフ（Tag off）をお忘れなく。

ちなみにチャールズ・M・シュワブ・リサーチセンター（通称スヌーピーミュージアム）へは隣駅の「サンタローザ・ノース」で下車、徒歩15〜20分ほどです。