トラブル発生時の海外旅行保険の利用方法と保険金請求手続きの手順(日新火災編)

公開日 : 2024年04月26日
最終更新 :

不幸にも海外旅行中に事故やトラブルに巻き込まれてしまい、海外旅行保険のお世話になる場合、何をどうすればよいのか? という方向けに日新火災海上保険株式会社(以下、日新火災)の海外旅行保険を例に、契約後に利用できるサービスや保険金請求までの流れを整理してみました。

慣れない土地でのトラブルは焦ってしまいがちですが、流れを理解してしっかり対応しましょう。

  • 海外からも24時間日本語で対応可能なサポートデスク
    • 相談できる内容
    • ① フリーダイヤルが設定されている国・地域からの連絡方法
    • ➁ ダイヤル直通(有料)での連絡方法
    • ➂ 国際コレクトコール(料金受信人払方式)での連絡方法
  • キャッシュレス・メディカルサービス
  • 保険金の請求手続き
  • 旅に安心の補償を!日新火災の海外旅行保険

海外からも24時間日本語で対応可能なサポートデスク

©iStock

トラブルが起こった場合、まずは焦らず日新火災海外総合サポートデスクへ電話しましょう。請求方法に関する相談や、最寄りの病院の紹介など24時間日本語で対応していてとても心強いサービスです。

コールセンターへの連絡の際は、保険契約証(または保険証券)の番号やご契約の内容を聞かれるので、旅行の際は必ず保険契約証を持っていくようにしましょう。

相談できる内容

  • 保険金の請求方法に関する各種ご相談
  • 最寄りの病院のご案内・ご紹介
  • キャッシュレス提携病院のご案内・ご紹介(本記事内で後述)
  • 病院等医療機関への支払保証
  • 病人、けが人の移送手配
  • 救援者の渡航手続き、ホテルの手配
  • ご遺体の日本への移送手配
  • けが、病気、盗難等の事故対応を行う最寄りのクレームエージェントへのご案内
  • 弁護士、通訳の手配(*)
  • 緊急帰国のための往復航空券の手配(*)
  • 緊急帰国途中の宿泊先の手配(*)
  • パスポート紛失・盗難時の再発行援助(*)
  • 保釈保証書の手配(*)

※ 契約している海外旅行保険のお支払い対象とならない病気、けが、事故の場合にはサービスの提供は受けられません。

※ (*)印のサービスは、ご契約の海外旅行保険の支払い対象とならない病気、けが、事故の場合でもご利用いただける場合がありますが、一切の費用はお客様の自己負担となりますので予めご了承ください。

海外から日新火災海外総合サポートデスクへ連絡する方法は3つあります。

① フリーダイヤルが設定されている国・地域からの連絡方法

特定の国、地域ではフリーダイヤルを設定しているので、東京の日新火災海外総合サポートデスクに直接電話することができます。

※ ホテルや公衆電話から電話する場合、ホテルまたは公衆電話備え付けの電話案内によって外線をつなぐ方法を確認し、外線番号に続けて上記番号を順番に押してください。

※ 携帯電話から電話する場合は、かけ方が異なる場合があります。日本へのかけ方については加入している携帯電話会社へお問い合わせください。

➁ ダイヤル直通(有料)での連絡方法

通常の通話方式で、電話をかける側が電話料金を負担する方法です。
この際「有料でかけている」ことと「折り返しの電話番号」を伝えれば日新火災海外総合サポートデスクより電話を折り返しますが、折り返しの場合でもホテルではサービス料が生じたり、携帯電話では国際ローミング料が別途かかる場合があります。

電話番号
発信地の国際電話識別番号 - 81(日本の国番号)-3(市外局番)-3572-8681(日新火災海外総合サポートデスク)

発信地の国際電話識別番号は以下の通りです。

➂ 国際コレクトコール(料金受信人払方式)での連絡方法

電話を受ける側が料金を負担するサービスです。現地の国際電話局にダイヤルし、電話局の電話オペレーターを呼び出し、日新火災海外総合サポートデスク(81-3-3572-8681)宛にコレクトコールをしたい旨の申し込みをする必要があります。

コレクトコールのオペレーターには日本語は通じませんので、現地語または英語で依頼する必要があります。

キャッシュレス・メディカルサービス

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海外旅行中にけがや病気のため病院で治療を受けた場合でも、現地で治療費を支払うことなく日新火災が直接病院に治療費を支払うサービスです。病院に行く前に「日新火災海外総合サポートデスク」に連絡すると、最寄りの病院や利用方法を案内してもらえます。

※ 治療費用について保険金をお支払いできる場合に利用可能です。

※ 治療にかかる費用が少額の場合は病院窓口で治療費をお支払いしていただく場合があります。この場合は後日保険金の請求手続きを行う必要があります。

保険金の請求手続き

① 日本帰国後に保険金を請求する場合

以下のフリーダイヤルに連絡して請求手続きを行います。

日新火災海外総合サポートデスクに連絡してすでにサービスを受けた場合、または「キャッシュレス・メディカルサービス」を受けた場合は連絡は不要ですが、処方薬購入費、通院交通費など立て替えいただいている費用がある場合はフリーダイヤルまでご連絡ください。

日新火災事故受付センター
0120-232-233

➁ 海外で保険金を請求する場合

海外で保険金を請求する場合は日新火災が提携する世界各地のクレームエージェントに連絡して請求手続きを行う必要があります。

日本語が通じるクレームエージェントについては日新火災海外総合サポートデスクにお問い合わせください。

※ 海外旅行保険普通保険約款および各種特約の規定により保険金のお支払い対象とならない事故、けが、病気または携行品の損害およびそれらに起因して発生する各種費用については保険金をお支払いすることができません。予めご了承ください。

そのほか注意事項

©iStock

※ 旅行中に事故に遭ってしまった場合は日新火災までご連絡ください。事故発生の日から30日以内に通知が無い場合は保険金の支払いが遅れたり、保険金が削減されることがあります。

※ 保険金請求の際は保険金請求書等の書類の提出が必要です。なお、旅行(滞在)先で外貨にて保険金の受領を希望の場合は日新火災のクレームエージェントを利用ください。

※ 本記事では海外旅行保険の手続き等に関してごく簡単に説明しています。個人や契約するプランにより内容が異なるため、保険金の支払い条件やそのほか保険の詳細については契約後に送付される「ご契約のしおり」を参照いただくか、日新火災までお問い合わせください。

旅に安心の補償を!日新火災の海外旅行保険

文書番号:NH2404-0007

筆者

地球の歩き方ウェブ運営チーム

1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』のメディアサイト『地球の歩き方web』を運営しているチームです。世界約50の国と地域、160人以上の国内外の都市のスペシャリスト・特派員が発信する旅の最新情報をお届けします。

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