【コロンビア】国内最大級のブックフェアへ潜入!

公開日 : 2024年05月04日
最終更新 :

¡Hola! コロンビア特派員のSaeです。

先日、ボゴタで行われた、ブックフェアに行ってきましたので
そのレポートです。

会場は、ボゴタ市内にある東京ビックサイトのような
Corferias(コルフェリアス)という大きなイベント会場。
とにかく広くて、回り切るのが大変なほど。

毎回、今回のようなブックフェア、ペットのイベント、
お酒やワイン、チョコレートなどの食べ物、
車やバイクなど、いろいろな展示やトークショーなどが行われる
とても有名な場所です。

その中でも、ブックフェアは特に人気があるイベントで、
他に比べて開催期間が長いです。
今回も、4月17日から5月2日までと、半月をかけて
行われていました。

コロンビアは、書籍の値段が高め

日本でも、町の本屋さんはどんどん減っていますが、
ここボゴタも、書店はあまり多くありません。
私が思うその理由の一つは、
収入や他の物価に対し、書籍の値段が比較的高いからです。

一般的な、いわゆるペーパーバックは1冊2,000円近くするものが多く、
法定最低月収が50,000円のコロンビア人にとって、
本は贅沢品と言ってもいいのではないでしょうか。

それでも本好きはたくさんいるようで、
この日は本当にたくさんの人で賑わっており、
購入するためのレジには、抱えきれないほどの本を持って
並んでいる人がたくさんいました。

全部10%オフ!このエリアはすごい人でした。
全部10%オフ!このエリアはすごい人でした。

今年のフィーチャーは、ブラジル!

このブックフェアはほぼ毎年行われるのですが、
各年、フィーチャーする国を一つ決め、
1つのパビリオンがその国の本やイベントで埋め尽くされる
という慣例があります。

今年は、ブラジル!
注目国のパビリオンはやはり人気なようで、
入場のために少し並んで待たなければいけませんでした。

中は、アマゾンをイメージしてなのか、グリーンを基調とした
落ち着いたデコレーション。
なんとなく、ラテンらしい元気いっぱいな雰囲気を想像していましたが、
とても落ち着いていましたし、人が多いにもかかわらず静かでした。

たぶん、有名な方なのでしょう。ポルトガル語でお話されていました。
たぶん、有名な方なのでしょう。ポルトガル語でお話されていました。

イベントは、オンラインでの事前購入を

このようなイベントは、とにかく混む!混む!
残念ながら、チケット購入、入場、その他は
日本のようにスムーズにいかないことも多く、
余計なところで時間がかかることも多いのが事実。

Corferiasのイベントは、基本的にチケットのオンライン購入が可能。
当日はそのQRコードを見せるだけでいいので、
比較的スムーズに入場できます。

入場料はイベントによって異なりますが、今年のこのブックフェアは
12,000コロンビア・ペソ(約470円)でした。

丸一日過ごせるだけの広さと内容ですが、
お昼時のフードコートは激混みです。
食事を持ち込むか、時間を調整して、
お昼は別の場所でとることを検討するのも手。

ぜひ計画的に、イベントに参加して
思いっきり楽しみましょう!

それでは。
¡Chao

筆者

コロンビア特派員

ロンドノ宮内紗恵

暑い夏と海が大好きなのに、そのどちらもないところ、ボゴタに住んでいます。ふだん、あまり触れることのないコロンビアの魅力に、ぜひ触れてください!

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