ダリの家美術館

Casa-Museu Salvador Dali

ダリとガラが晩年を過ごした「卵の家」

幼少時からカダケスの別荘で夏を過ごしたダリは、ガラ夫人とともに暮らす安住の地をその近辺で探していた。そして見つけたのが、カダケスから岬ひとつ挟んだ入江のポル・リガット。1930年代から70年代にかけてここに住んだふたりは、独特のセンスで思う存分家を改装し続けた。 大きな卵が載った屋根(卵は生成と変容を表し、ダリの絵によく出てくる主題のひとつ)、音が不思議な反響をするガラ夫人の部屋、ダリが絵筆をふるったアトリエなどが、往時のままに残されている。これらの装飾を見ていると、ダリにとって異常こそが日常だったことがよくわかる。

写真

  • ダリの絵にも登場するポル・リガットの風景

    ダリの絵にも登場するポル・リガットの風景

基本情報

電話番号
972 251 015
開館時間
6/15 ~ 9/15
毎日  9:30 ~ 21:00
2/12 ~ 6/14、9/16 ~ 1/6
火~日10:30 ~ 18:00
休館日
月(3/15 ~ 11/1を除く)、1/1、1/7 ~ 2/11、12/25
料金
€11、学割・65歳以上€8
※見学には予約が必要。上記ウェブサイトのほか電話やeメールでも予約できる。当日は見学時間の30分前までにチケットを受け取ること。
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