タラゴナ

Tarragona

ローマ時代の繁栄を今に伝える

バルセロナから約90km、コスタ・ドラダに沿って南西へ下るとタラゴナに到着する。イベリア人が住んでいたこの町が、ローマ帝国によって征服されたのは紀元前218年のこと。以来タラコと名前を改め、タラコネンシスの首都として栄えた。当時はイベリア半島最大の規模を誇ったが、5世紀には
西ゴート族、8世紀にはイスラム教徒の侵入を受け、町は破壊されてしまう。しかし中世以降はカタルーニャ王国のもと、その良港を生かした地中海貿易で再び発展した。現在は人口13万人ほどの町だが、今も数多くのローマ遺跡が残っており、遺跡群として世界遺産に登録されている。青く輝く地中海を眺めながら、遠く2000年の昔に思いをはせてみよう。

写真

  • 小道が入り組んだ旧市街

    小道が入り組んだ旧市街

基本情報

アクセス
列車
バルセロナのサンツ駅から快速や特急列車などで50分〜1時間20分、毎時2〜3便程度運行、
€8.05〜35。一部の列車はパセジ・ダ・グラシア駅からも乗車できる。マドリード方面から高速列車AVEやAvantを利用する場合は、カンプ・デ・タラゴナCamp de Tarragona駅で下車。ここからタラゴナへは約10km。Plana 社(www.empresaplana.cat) のバスが30分〜1時間おきに運行、タラゴナのバスターミナルまで所要約20分。
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