サリーヒルズとパディントン

Surry Hills & Paddington

シティの東側一帯はイースタンサバーブEastern Suburbsと呼ばれている。なかでもオックスフォード・ストリートOxford St. を中心とする一帯は、シドニーで最もファッショナブルなエリア。その中心となるのがサリーヒルズとパディントンだ。 

シティのすぐ東サリーヒルズは、1850年代には労働者階級の住宅地として数多くのテラスハウスが建てられたエリア。シドニー中心部に近いことから、第2次世界大戦後にやってきた移民が数多く住むようになった。今も落ち着いた町並みが残っており、中心のクラウン・ストリートCrown St. には、シドニーで注目のおしゃれなカフェや新進シェフが腕を振るうレストラン、若手アーティストのギャラリーなどが集まっている。特に週末は大勢の若者でにぎわう場所だ。 

オックスフォード・ストリートを五差路のテイラー・スクエアTaylor Sq. から東へ向かうとパディントン。市民から「パド」の愛称で呼ばれるトレンド発信地だ。入植当時は邸宅街だったが、1850 年代のゴールドラッシュ以後急増した人口の受け入れ場所として、テラスハウス街へと変わっていった。やがて安価なテラスハウスに若い芸術家たちが移り住むようになり、「コスモポリタンな芸術家の街」という今のイメージが定着していったのだ。 

メイン通りのオックスフォード・ストリート沿いにはブティックやレストラン、カフェがたくさん並んでいる。インディペンデント系の映画館や古本屋、デザイナーズショップなども多く、アートな雰囲気だ。また、毎週土曜にはオックスフォード・ストリート沿いにあるユニティング・チャーチの敷地内で、シドニー人気No.1 のフリーマーケット、パディントンマーケットが開かれる。

写真

  • パディントンの入口に建つタウンホール

    パディントンの入口に建つタウンホール

  • すてきなテラスハウスの町並み

    すてきなテラスハウスの町並み

  • 土曜のお楽しみ、パディントンマーケット

    土曜のお楽しみ、パディントンマーケット

基本情報

アクセス
サリーヒルズのクラウン・ストリートへはライトレールL2、L3 利用でサリーヒルズ下車が便利。パディントンへはサーキュラーキー近くアルフレッド・ストリートもしくはエリザベス・ストリートからRoute 333のバスを利用するのが便利。時間があったらシティからのんびりと歩いていくのもいい。ハイドパークからサリーヒルズを通りパディントンまで、小1 時間ほど。
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