スステン峠

Sustenpass

1946年9月7日開通の比較的新しい峠道。当時の土木技術の粋を結集して造られたというだけあってほかの峠道と比較するとカーブも少なく、橋やトンネルに技術の結晶が見られる。
マイリンゲンを出発したバスはインナートキルヒェン、ネッセンタールNessental、ガドメンGadmenまでは気持ちのいいアルプの中を上っていく。ガドメンを過ぎるといよいよ本格的な峠道。つづら折りに変わった道はどんどん標高を上げていき、ティトゥリス山裏側の鋸歯のような岩尾根が大迫力で近づいてくる。景色も荒涼としたものに変わるとやがてシュタイングレッチャーSteingletscherに到着。バス停からは見えないがシュタイン氷河がこのすぐ上の湖シュタイン湖Steinseeに流れ込んでいる。停留所から湖まで片道徒歩約20分。
自然そのままに氷河が湖に流れ込んでいる姿が残されている。
さて、ここから峠のトンネルまでの約4kmの間の景色は見逃せない。南側にはスステンホルンSustenhorn(3503m)の鋭い頂と、氷河と湖の絶景が進行方向右側に堪能できる。峠のトンネルを越えるとマイエン谷Meientalを走る比較的真っすぐな道が続く。ヴァッセンWassenでゴッタルド峠街道と合流し、ゲッシネンGöschenenに向かう。

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