「桜の嵐山へおこしやす」京都嵐山のおすすめ桜スポット
京都を代表する観光地の嵐山。
桂川にかかる渡月橋(とげつきょう)を往来する人は、一年中絶えません。
渡月橋を眺める中之島公園は、(別名・嵐山公園)は桂川の中州にあり、東西約400m南北約100mで、観光地・嵐山の中心です。
嵐山・中之島公園の桜風景
嵐山に流れる川は、亀岡から嵐山までは保津川。
嵐山の上流から渡月橋までは大堰(おおい)川。
渡月橋から下流は桂川。
桂川はその後、天王山の近くで鴨川、木津川、宇治川と合流して淀川となります。
春の嵐山は桜から・・・
春の嵐山と言いますと桜です。
桜は、後嵯峨天皇が離宮造営の際に奈良の吉野から桜を移植したといわれています。
嵐山への交通アクセスは、電車・バスが一番です
嵐山の桜は日本の桜百選にも選ばれていて、ヤマザクラやソメイヨシノなど約1,500本の桜が咲き、美しい春景色となります。
嵐山への桜の季節の交通アクセスですが、道路はとても混雑します。
そして駐車場も少ないですから、電車やバスが便利です。
■嵐山・中ノ島公園
交通アクセス:
阪急嵐山線「嵐山」駅下車、徒歩5分
嵐電嵐山本線「嵐山」駅下車、徒歩5分
住所:〒616-8383 京都府京都市右京区嵯峨中ノ島町(MAP)
嵐山には見所いっぱい
見所いっぱいの嵐山ですが、嵐山・中ノ島公園の他にも桜の名所が沢山あります。
幾つかを御紹介させて頂きます。
まずは、渡月橋近くにある、「法輪寺」。
法輪寺は十三参りのお寺。青紅葉しだれる石段の参道を登り、境内を進むと、奥に京都市内が見える舞台があります。ここからは、桜景色の中に渡月橋や京都市内が見えます。
十三参りの法輪寺
続いて「天龍寺」。
天龍寺は室町幕府権力を確立した足利尊氏が、夢想国師を
開山として建立した臨斉宗のお寺です。ユネスコの世界遺産にも登録され、嵐山を代表する寺院です。
天龍寺・大方丈の前に広がる曹源池庭園
大方丈の前に広がる曹源池庭園は、約700年前(室町時代)夢窓国師が
作庭したと言われ、今も当時の面影をとどめています。
庭園の百花苑では、春夏秋冬それぞれに美しい花が咲きます。
桜の時期は、庭園奥の望郷の丘では、枝垂れ桜が見事です。
■天龍寺
交通アクセス:
京福電鉄嵐山駅 徒歩三分
阪急電車「嵐山」下車 徒歩約5分
市バス「阪急嵐山駅前」下車 徒歩約5分
住所:京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町(MAP)
拝観料:500円(大方丈へは100円追加)
駐車場:1回1000円
百花苑の花
次は「大覚寺」です。
桜の時期の大覚寺でお勧めなのが、日本最古の林泉式庭園である「大沢池」の桜景色です。平安時代に唐の洞庭湖を模して造られ、池畔を巡る散策路は約1キロ。
ここには桜や楓が約700本、約3,000株もの蓮が自生していて、平安時代と変わらない風景をたのしむことができます。
桜の散策路
大沢の池の四季は、春は桜から始まり夏には蓮の花。
夏の終わりの日は、 嵯峨の送り火。
そして秋の夜は観月の夕べと・・・
それぞれの美しい季節の巡りがあります。
■大覚寺
交通アクセス:
JR嵯峨嵐山駅より徒歩約17分
京福電鉄嵐電嵯峨駅より徒歩約21分
※京都駅からも京都バス・市バスにて、乗り換えなしで行けます
住所:〒616-8411 京都府京都市右京区嵯峨大沢町4(MAP)
平安時代を思う大沢の池
もうすぐ咲き始める嵐山の桜。
例年、嵐山の桜の見頃は、3月中旬~4月下旬です。
見所いっぱいの嵐山へ、ぜひお越しくださいね。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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