世界遺産・白川郷のライトアップは、2019年から完全予約制へ(岐阜県白川村)
2019年から完全予約制になる白川郷(岐阜県白川村)のライトアップを紹介します。世界遺産に登録されている「合掌造り集落」で有名な白川郷は、雪の降る季節になると多くの観光客でにぎわい、特にライトアップ期間中はもっとも混み合います。そのため、2019年より、イベント当日は入村制限が設けられ、抽選式の完全予約制となるそうです。
白川郷のライトアップが完全予約制へ
冬の風物詩として国内外から多くの観光客が押し寄せる白川郷(岐阜県白川村)のライトアップが、大きく変わります。来年2019年で33年目を迎える白川郷のライトアップは、運営を大きく刷新し、抽選式の完全予約制イベントになります。村内で多くの議論が繰り返されてきたそうですが、33年間のなかで初めての試みとなります。
完全予約制導入の背景とは!?
インバウンド観光客の急増により、白川郷もインバンド対応が必須となっているようです。正確なデータではないそうですが、50~70%がインバウンド観光客となっており、言語の問題や文化、習慣の違いなどにより、ここ数年は現場でトラブルが生じているといいます。
2017年から外国人対応スタッフの配置、展望台行きシャトルバス整理券の配布などで対応しているそうですが、それでも、現場では混乱する事態が発生しているそうです。そこで、これらの課題を解決することが重要と考え、完全予約制を導入することになりました。
わずか1,700人の白川村。なかでも、ライトアップの主会場となる荻町は、580人の小さな集落です。完全予約制という白川村の新たな挑戦が始まります。具体的な申込方法などは、白川郷観光協会の公式サイトに記載されていますので、参照ください。
いかがでしたか。2019年から完全予約制になる白川郷(岐阜県白川村)のライトアップを紹介しました。完全予約制という白川村の新たな挑戦を応援していきましょう。
筆者
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