今、旬なNYのレストランといえば--  日本人シェフが切り盛りするオープン1年目の「バーバスク」(スペイン料理)

公開日 : 2011年10月01日
最終更新 :

ここ数年の間に、チェルシー地区にはお洒落なブティック系のホテルが次々とオープンしている。アパートを改装した29丁目とブロードウェイにあるACEホテルはモダンなときには奇抜な内装が楽しめるレジデンス系ホテル。そこから西へワンブロック歩いた6番街にはイベンティー(Eventi)。この界隈ではひときわ高く聳え立つ、洗練されたラグジュアリー感あふれるホテルでNYの口コミランキングの評価は高い。

今回はこのイベンティーの2階のレストラン「バーバスク(Bar Basque)」をご紹介しよう。バスクという名前にもあるとおり、スペイン北部、バスク地方の伝統料理をモチーフにコンテンポラリーにアレンジされたNYならではのオリジナルのテイスト。子羊や豚のクリスピー焼きにメカジキ、バスなど様々な魚介類、豊富な野菜、豆などありとあらゆる食材を使った料理がテーブルに並ぶ。オープンしてまだ1年だが、すでに話題のレストランで週末は予約が取りにくいこともある。スペイン料理のお店ということもあって、USオープンテニスの時には、今をときめくナダル選手も登場したしたそうだ。

このレストランの料理長(シェフ・ド・キュイジーヌ)はなんと日本人のフジナガユウヒさん。ハワイで育ち、NYの高級レストランで修行を積み、スペインにも研修に行くなど、シェフ暦は10年を超える若手ながらのベテランシェフ。店内では彼の立ち働くキッチンの様子も見られるが、「料理している」というより「芸術作品を作っている」ような彼の真剣なまなざしを見ているとなぜかできた一品一品をそのまますぐ口にしてしまうようなのはもったいない気がする。

ガラス張りの広い店内は赤や黒、ブルーにライトアップされたクラブのような雰囲気。夜はレストランの料理だけでなく、バーカウンターでくつろぐゲストも多い。

予約はopentable.com でも可。日・月をはずせば、フジナガさんの働いている様子が見れるかも。

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左手がキッチンで働くフジナガさん

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食べる前にしばらく鑑賞していたい一品

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デザートもフルーツの食材がみずみずしくとろけるようなお味

バーバスク(BAR BASQUE)

アドレス:839 Ave. of the Americas New York, NY 10001

電話:+1-646-600-7150

営業時間:朝食/毎日7am-11am  ディナー/ 日-木 6pm- 11pm 金・土 6pm-12am

最寄駅:地下鉄N・Rラインで「28th STREET」駅下車 (6番街の29-30丁目の間まで。徒歩4,5分)

http://www.chinagrillmgt.com/restaurants-and-bars/bar-basque

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