トルナトーレ監督の新作は、美術品鑑定の世界を舞台にした愛と謎のストーリー
モーリシャスとミラノの気温差は20℃以上ですが、帰ってきてから風邪もひかずに、すっかり日常に戻っています。人間の体の環境順応力に、今更ながら感嘆しています。
さてさて、そんな寒い日の続くミラノ。寒い日にはぬくぬくと映画鑑賞に限るよねっということで、映画館まで行ってきました。ここしばらく映画館まで行って見たい映画がないなあと足が遠ざかっており、家でオンデマンドばかりだったのですが、これは絶対に早く見たいという作品が公開されたので、昨日久しぶりに映画館まで行って見てきました。
その映画というのが、トルナトーレ監督の新作「La migliore offerta (The Best Offer)」。美術品オークションの世界を舞台にした謎めく愛の物語です。ジェフリー・ラッシュが主演でオリジナルは英語の作品。英語で見たかったですけれど、イタリアではすべて吹き替えなのでイタリア語で見ました。
日本公開前なので筋を暴露はしませんが、飽きさせないストーリー展開で面白かったですね。シチリアが舞台でないトルナトーレ監督作品ですから、彼らしくないのですけれど、それなりに魅せてくれたかな、というのが感想です。もう一回頭から見たいです。
In ogni falso si nasconde sempre qualcosa di autentico.
このセリフが鍵になりますよ。
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