パドヴァで芸術散策を楽しもう

公開日 : 2000年11月28日
最終更新 :

パドヴァといえば1222年に創立されたパドヴァ大学の町。11世紀から13世紀にかけて経済的にも文化の上でも非常に繁栄した町です。多くの文化人や芸術家が集まったこの町には、宝石箱のように素晴らしい芸術作品がいっぱい詰まっています。中でも14世紀にフィレンツェからやってきたジョットはスクロヴェーニ礼拝堂などの装飾を行い、1303年から1305年にかけては聖母マリアとキリストの生涯を描いたフレスコ画を完成させています。そんな町パドヴァで今「Giotto e il suo tempo(ジョットとその時代)」展が開催されています。通しチケット(Lit15,000)を購入すれば町中にある9ヶ所の会場を自由に見て回ることが出来ます。パドヴァにはジョットだけではなく彼の弟子であったグアリエントや、ティツィアーノ、マンテーニャノの作品も多く残されていますからこちらも必見です。ただし見学のメインであるスクロヴェーニ礼拝堂に行くには事前予約が必要。詳細は下記のサイトをご覧ください。(残念ながらサイトはイタリア語ですが、 fax .+39 049 8204585で予約を受け付けているようです。)パドヴァはミラノから電車で2時間半前後。この機会にかつてガリレオが大学で教鞭をとりコペルニクスやタッソーらが学んだ北イタリアの町で、14世紀のフレスコ画を堪能してはいかがでしょうか。

●「ジョットとその時代」展

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。