忘れかけてた手前味噌
日本の発酵食品 "お味噌" を作ってみる教室
持ち物は、料理用ボゥル、ポテトマッシャー、保管する入れ物。
先生が用意したものは、蒸した大豆、米麹、お塩。
先生が "発酵" について説明している間に大豆が蒸しあがってきました。
蒸しあがった大豆を潰しながらお塩を混ぜ合わせます。 大豆はと〜っっても熱いのでポテトマッシャーが便利なんですけど、先生方は少し冷めた段階で一気に手でかき混ぜ始めた。 ⇨ やっぱり手の方が混ざりやすい。
かなり潰れたら麹投入。
更に混ぜ合わせていきます〜。
こんな感じで大豆と麹と塩で出来た団子を幾つか作って‥
MISO BABY(味噌の赤ちゃん)と言っていました。
空気が入らないようにガラス瓶に入れていきます。
詰め終わったらラップを表面にかぶせ、重し兼カビ防止の塩をかぶせます。
(重しなるものならなんでもいいのだそうです)
>>> 暗くて涼しいところで約半年で手前味噌の完成 >>>
サンフランシスコは暑くならないので暗い所でOK
この味噌教室、実は約半年前に行われたものです。 MISO(味噌)って何? と聞かれる事が多かった昔、最近は海外でも普通に使われている言葉になりました。 MISO Soup ダイスキ!なアメリカ人もいっぱいいます。 日本の発酵食品の会社『叡伝(エイデン)』 が主催したワークショップ。 この教室に参加した方は、アメリカ人、日系人、駐在員の奥様等、市内、近郊から参加されていました。 作り方を見ると、豆を潰し塩と麹を混ぜて寝かせるだけのシンプルなので、ワークショップでは扱いやすい日本食で、基本が分かれば誰でも作れるので手前味噌という例えがあるほどです。
そして、発酵 "Fermentation" 微生物(酵母)の作用で分解するこれは立派な化学! 『カリフォルニア・アカデミー・オブ・サイエンス』で発酵食品のプログラムが開催されました。 その一つとして "味噌作り" コーナーも設けられ、ジップロックに蒸した大豆、麹、塩を入れ潰して揉み込み空気を抜いてしっかり閉める。 半年後(来年3月頃)に味噌汁1杯分のお味噌が完成(予定) 「こんな簡単に味噌ができるんだぁ〜」と楽しそうに大豆を潰してたけど、最後に半年後と聞いてビックリ。 参加した人の中にはリマインダーのセットをしている人もいましたよ。
思い出した!
あの時のお味噌の赤ちゃん、
立派な味噌に成長してました。
【Aeden Fermented Food(叡伝)】
http://www.aedansf.com
(9月お題"アクティビティ")
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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