J POP SUMMIT FESTIVAL 2014 (大衆文化とお上の関係)
『J-POP SUMMIT FESTIVAL』
歴史の浅いファエスティバルですが、何となく恒例行事化しそうな気配です。
『Cosplay (コスプレ・コスチュームプレー)』
皆さんは、本当気軽に撮影に応じてくれるし、ポーズもとってくれる:)
撮影している彼の浴衣もコスプレ?
案内のどこかに "Kimono Cosplay(着物コスプレ)" ってあったし‥。
フエルト製ゴジラ君も店番。 アニメキャラクターの出店では、手頃な値段のアクセサリーをお土産に買っている人、真剣にコスチューム選んでいる人‥なかなか興味深し。
真っ黒なウィッグは、ハロウィン用、オレンジ色は、オレンジフライデーに、レインボーのウィッグは、プライドパレードにいかもしれない。(値段聞くの忘れた)
カラフルな写真とは一変。 以前、外務省のポップカルチャー専門部会『ポップカルチャーの文化外交における活用』に関する資料を拝見したことがあり、そこで
ポップカルチャーとは、一般市民による日常の活動で成り立っている文化で、庶民が生活の中で使いながら磨きあげていく事で成立し、日本人の感性や精神などを等身大の日本を伝える事のできる文化" としている。 浮世絵、陶芸、茶道は当時のポップカルチャー"大衆文化"だったわけで、要はその時の町の流行の事だ。
ポップカルチャーに代表される "アニメ・漫画" は、他にはない繊細で美しい描写と日本独特の感性が、欧米人には未知との遭遇。 富士山・芸者の観念の無い世代にとっては、Coolな世界。 少女の瞳に小さな☆がキラリ!という感性がいいらしい♡ 場合によっては理解しがたい部分があるかもしれないけど、これが時代の流れポピュラーな文化。 芸術の都フランスで話題になったり、影響を受けやすいアメリカで流行ったりすると、今度はそれが日本人にとって「クール!」に思えるのかもしれないね。
他の省庁、例えば、国土交通省は、訪日観光キャンペーンを秋葉原でセレモニーを行ったり、経済産業省は、クリエイティブ産業として雇用チャンスを広めるような取り組みをしている。 文化庁は、メディア芸術祭を1997年から開催している。 家電、自動車の硬い(?)産業もそうだけど"ソフト"な産業もみすえているのかもしれない‥ アニメとは縁遠そうな四角四面のお役人様(大変失礼)も頑張っている。
さて、外務省として(?)頑張っていたのが、在サンフランシスコ領事館。 主催した 『日本酒試飲コーナー』 は大盛況満員御礼で、一時入場制限がかかってしまった。 職員の方も「まさかこんなにいらっしゃるとは!」と、いつもと違う忙しさを感じていたよう。 また、長年 "桜祭り" に携わっていらっしゃる方も「桜祭りより人出多いかもしれない。」と驚きを隠しきれない様子だった。
写真のお酒が全てテイスティングできて、注文もできた。
ポップカルチャー&外務省(各省庁)遠い関係みたいだけど案外繋がっているんだな。
家電からアニメといずれにしてもさすが 物作りニッポン を日本酒飲みながら思った。 お酒も飲めず、ラーメンも食べられず のお手伝いだった方も多いはずお疲れ様でした。
*ラーメンの話は次ね*
http://www.j-pop.com/2014/
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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