【番外編】砂漠体験 〜デスバレー国立公園〜
『Death Valley National Park』 で最も人気の場所。
全米最大の国立公園 デスバレー国立公園 は、長野県と同じくらいの大きさでほとんどがカリフォルニア州だったなんて知りませんでした。
公園に向かう190号線道中‥。
「シオ嵐」って教えてもらいましたが、細かな砂が巻き上げている砂嵐。 雪山での "ホワイトアウト" と同じように、一瞬にして視界が悪くなってライトをつけないと対向車とぶつかりそう。 しかし、滅多にすれ違わない対向車よりカーブが見えにくい方が怖い。
Stovepipe Wells Village 辺りで、『SEA LEVEL(海抜0m) 』 の表示が出てきたので、記念写真。
骨のような不気味な木が青空とウラハラの 『Mesquite Flat Dunes(メスキートフラットデューン)』 砂丘の黄色がユニークなのですが、眺めていたら喉が渇いてきました。
『BADWATER BASIN(バッドウォーターベイズン)』 海抜−85.5m の塩の道。 踏み固めらていない部分を削ってみたらかなり固くて、なめてみたらビリッと塩っぱかった。 これが、いわゆる "岩塩" なのね。
デスバレーに来たら "必ず行くべき場所" が、ここなのだそうです。 サンフランシスコでいうゴールデンゲートブリッジみたいな所。 たしかに駐車場の車が多かったです。
『Devil's Golf Course(デビルズゴルフコース)』 を通っていると言われてもどこにも見当たらず、また、こんな所にリゾート地を作ってしまうアメリカってすごいと思っていたら、ゴツゴツと塩に覆われた窪地の事で、悪魔くらいしかゴルフをしない場所とか、悪魔でさえゴルフができない所なので付いたそうです。
今回初めての "砂漠体験(?)" 12月だというのに77°F(22〜23℃)とサンフランシスコに住んでいる者にとってはインディアンサマー並みの暑さでしたが、夏場は、50℃を超えるそうです。 「いつがベストシーズンなのか?」 3月〜4月頃でお花も咲いて冬場とは別の風景が見られるそうですが、訪れるのなら冬場は人もいなくて雄大な大地を満喫できる。 同感! 自動車でサンフランシスコを出発、途中ローンパインという町に泊まり、二日目の昼下がり。 デスバレー最後の立ち寄り場所が。
『Zebriskie Point(ザブリスキーポイント)』 今回案内をしてくださった方が、是非立ち寄りたかった場所がここでした。 今までの岩肌とは全く異なる乳白色。 何と美味しそうなアイスクリームみたいで、所々てっぺんが焦げ茶色になっていてチョコレートをかけたようになって‥‥ ババロアか?! 映画 "猿の惑星" の撮影に使われたそうですが、ありそうな風景ではありませんか?
日も陰ってきました。 ここからラスベガスへ‥。
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。