SFO国際線ターミナルとセキュリティーゲートで‥
市内から約21km(約13マイル)地下鉄バート・パウエル駅からは30分ほどでサンフランシスコ国際空港(SFO)に到着です。
12年前に国際線ターミナルビルとしてオープンした建物。 外観は、白い波・ウェーブみたいで、コンパクトに見えますが出発ロビーは、柱が目立たないせいか広々としています。 この屋根を支えている柱が10本だというのです。 大規模商業建築を主に手がけているアメリカ最大手の建築設計事務所・SOM社が携わっていて免震構造の建物で世界一の規模です。
この免震構造は、"振り子の性質" を用いた技術でスチール製のリング(のような物)が使われていて、日本では、ゴムのような物を用いての構造とは別の技術なのだそうです。 「アメリカ式免震構造」 と言っていました。 建築・免震関係の会議では、実例としてよくあげらているビルです。
この空港が完成した1927年頃の利用客は4000人ほどでしたが、現在は約3千7百万人、国内で10番目に利用客が多いそうです。 デザインのおかげで混雑しているのがよく分かりません。 展示ギャラリーも大小20カ所あり、定期的に展示は変わりなかなか興味深いです。 先日はアンティークのオートバイが展示されていました。
セキュリティーゲート前まで間に余裕のある時は、見て回っても面白いですよ。
<<セキュリティーゲート>>
手荷物検査では、灰色ケースがうずたかく重なっています。 上着をぬいで靴・サンダルをぬぐ、ベルトは外す、全てのポケットは空っぽにする、多機能通信機器(iPhone、iPad)はそれぞれ灰色のケースへ、PCはケースから取り出して、腕時計も忘れずにはずしましょう。 身につけていいてもいいのかどうか迷った場合は、灰色ケースの中へいれましょう。 金属探知機に反応が出てると、今度は警棒型金属探知機全身クルクルと検査、同性係員のボディーチェック。 時には 全身透視装置・ボディースキャナー 通称『バンザイルーム』 へ、床の足形は欧米人仕様のせいかかなり大股開きで両手を上げ静止。 そしてカバン表面を紙で拭き取り、指紋(手型?)を採取されたりと "セキュリティーチェック・フルコース" の場合もありますので、時間に余裕を持って向かってくださいませ。 ⇒ 筆者体験より
航空券に「SSSS」と記されていたら、中を開けて荷物の検査が行われます。 これは無作為に記されているのでやましい気になる事はないのですが、変に汗をかきドキドキしてしまいます。 こうなると「なぜ私が?」 と係の方に質問したくなりますが、グッとこらえて質問に対して答えるだけにしておきましょう。 全ては私たちの安全の為なのです。
ターミナルは、ゆったりして急ぐ事はないように感じてしまいますが、セキュリティーは、一刻も早く通り過ぎたいものですね。 本音かな☆
では、お気をつけて、よい旅を:)
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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