Fleet Week 2011 ~幻のブルーエンジェルス~
10月初旬の開催される航空ショー フリートウィーク 世界中からマニア達が約10万人規模で訪れます。 会場となるフィッシャーマンズワーフは、交通規制があり、偶然車で訪れた方等は、「どうすりゃいいの〜。」 という状態になります。
木曜日の午後から "ブルーエンジェルス" の練習が始まり、土曜、日曜が本番。 サンフランシスコ湾上をアルカトラズ島を中心に、ゴールデンゲートブリッジをからめて、編隊飛行。 実は私、練習風景は、街角からよく見ているのですが、本番は一度も見た事がありません。 今年念願かない1時から始まるエアショーをフィッシャーマンズワーフピア41で見学となりました。
カナダのアクロチーム "スノーバード" 機体が国旗の赤をモチーフにしたデザインでこれは、きれいに映えていました。 2機×2機で ♡ を作り、別の1機が、左下から右上に → なんと可愛い♡を矢で射る飛行もありました。
F18の マッハの飛行。 排気口(車で言うマフラー)が真っ赤になっていました。 お尻に火がついたとは、この事か。
ユナイテッド・コンチネンタルのジャンボ機が、悠然とアルカトラズ島を旋回。 デカッ!!! と思ったのですが、恐怖感も感じました。 操縦席の窓(何かの影)が、目視できましたよ。 きっと、機長さんもメッタに飛べる所ではないのでさぞ緊張されたのでは?
また、翼が二枚ある複葉機によるアクロバット飛行もあり、エンジン音がアナログ的で風情を感じます。 「RENOの航空ショーみたいね。」⇒ リノという町で9月に開催される航空ショーは、アンティークな飛行機のショーです。 が、悲しい事に今年は、大きな事故が、起きてしまいました。
時は午後3時。 BLUE ANGELSの登場
練習風景を見ているかぎりではゴールデンゲートブリッジ方面から登場!‥。 ‥!?‥。 ???‥。
「今年は3時半からよ。」 と隣に座っている人が明るく笑っていました。
更に10分後。 桟橋先端の観客の皆さんが、こちらへ向かって歩き始めた。 そして、湾内のクルーザーも移動を始めていました。
上空ばかり眺めていましたが、舞台となるはずの 『橋が霧で見えないっ。』 何という事でしょう。 一気に霧が湾内には入り込んでいました。 「この "スモーク" は何なの?」 と隣人さん微笑みはすでに消えていた。 歌謡ショーのステージならドライアイスのスモークは演出ですが、飛ぶには鮮明な視界が必要。
霧の街の住人として、これは 『霧』 という物であると説明をしましたが、「キャンセルなの?」 それは、分かりませんとしか言えません。
確かにブルーエンジェルスは、編隊飛行をかなり上空で、2度旋回し、サンフランシスコ湾を操縦席が見えるほどの低空飛行を見せ、そのまま空の彼方へ行ったっきり‥。
灯台元暗し、足下すくわれ、今年も練習風景だけのブルーエンジェルスでした。
*天候不良(霧)で短縮*
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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