架け替え工事中・ベイブリッジ
この橋は、サンフランシスコとオークランドを結ぶ橋。 1日約27万台の車が利用します。
San Francisco-Oakland Bay Bridge 通称 "ベイブリッジ" です。
1936年11月12日、電車と車の両方走る橋として開通しました。 ゴールデンゲートブリッジより約半年早く開通しています。
1963年、自動車専用道路となり、上下合わせて10車線の国道になりました。 その代わりに72年に地下鉄 Bart バートが誕生しました。
1989年10月17日夕方5時04分。 ジャイアンツ対A'sのワールドシリーズ試合直前に地震が発生! 様子は全米にテレビ中継され、日本でも報道されました。(橋は一ヶ月後に復旧)
2002年、年明けから東側(ヤーバブエナアイランドからオークランド側)の橋の架け替え工事が行われていて、2013年末、完成よ・て・いです。
橋の麓から
「うぁ〜すごく高い。」 "頭でっかち" に見えちゃいますね。
倒れないけど、倒れてきそうに感じます。
かれこれ10年がかりの工事です。 工事の過程で全面封鎖('09.9)したり、鋼材破損で一時閉鎖('09.10)になったり、タンクローリー横転も近くで起こり('07.4)、タンカーから燃料漏れ('07.10)とイロイロありましたが、早く新しい東側のオークランド線見たい,通りたいです。 自転車レーンもできるんですよ。
通ると言えば、車の通行料金、完成当初は、65¢でした。 が、今はラッシュアワー時間帯、月〜金朝5〜10時、夕方3〜7時は、6ドルです。 平日は、それ以外の時間帯は、4ドル。 週末時間帯は、5ドル。 時間帯により料金が違います。 「1ドル」 で通っていた時を思うとずいぶん値上がりしました。
この橋、1986年にサンフランシスコ市(カウンティー)から、名前をもらっています。
The James 'Sunny Jim' Rolph Bridge
"サニー・ジム" 1931年〜カリフォルニア州知事、それ以前は、サンフランシスコ市長さんだったジェームズ・ロルフJr.氏のニックネームです。 サンフランシスコ出身の市長さんで市長としての在職は最も長く、パナマ運河博覧会の副会長も務めた方でした。
ジムさん自身は、この橋を見る事なく亡くなってしまいましたが、架け替え工事の進行具合で橋をめぐる湾の風景が変わってきています。
完成が持ちどおしいです。
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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