Wine Trainに乗って!
記録的な暑さが続いていた中、ナパバレーのワイントレインに乗ってきました。
『GRGICH HILLS WINERY TOUR』 ガーギッチワイナリー・テイスティング付、約3時間の列車ツアーです。
運が良ければ、マイク・ガーギッチ氏に会えるかも?
すでに気温も気分も上昇。 10時50分乗車で、12時30分には、ガーギッチワイナリーで途中下車となるので、それまでに、これ一本飲みきれるだろうか?
スープを頼み、サラダを分けてもらい、サーモンのココナッツカレー風味を選んだけど、ビーフも気になる。 この辺りの全ての野菜にいえますが、野菜が "野菜の味" をしっかり持っています。 なので、ベジメニューも捨てがたい。
ワインが残る心配も全くなく、途中下車。 1時間のワインティスティングツアー。
「ワインは、目、鼻、舌、そして、ボディ〜!!」
この合い言葉は、ここの定番。 有名です。
デザートのカベルネソースのチョコレートケーキと、クラン・ブゥルレ。
マッタリしているとは、こんな雰囲気なのでしょう‥‥zzz...。
...zzz。 その昔〜。
ゴールドラッシュの熱も冷めた頃、1859年シェラネバダの山奥で "銀" 発見される。 サンフランシスコもかつてない好景気。 カリストガまでのリゾート開発として1864年、西部開拓者の一人ブラナン氏、ナパバレー鉄道を開業。
ところが。
1869年、抵当流れとなり、カリフォルニア・パシフィック鉄道に買収される。 サザン・パシフィック鉄道に貸し出され、そのまま1885年同社に吸収。 1929年まで旅客列車として、それ以降、廃線となる1987年までは、貨物線として使われていました。
景気がよくなると、リゾート開発が盛んになりますが、維持する事は、いつの時代も大変であります。
廃線となる2年前の公示で、今度は、食品業界の大物実業家が、路線の使用権利を獲得。 ナパバレー・ワイントレイン社を組織、1989年9月16日開業。
今日、(勝手に名付けた)『ゆったり特級グルメ街道列車』 として年間約500万人近くナパバレーを訪れる方達を楽しませてくれます。
菜の花のシーズンは、かなり穴場の時期です。
Napa Valley Wine Train www.winetrain.com
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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