太郎&花子・in・アメリカ
アメリカで最もよくある名前は、何でしょうか?
男性1 James
2 John
3 Robert
4 Michael
5 William
以下、David, Richard, Charles, Joseph, Thomas.... と続きます。
女性1 Mary
2 Patricia
3 Linda
4 Barbara
5 Elizabeth
以下、 Jennifer, Maria, Margaret, Dorothy..... と続きます。
これは、10年に一度行われる国勢調査を元にした前々回の結果。 英語名は、短縮して呼んだりする事もあります。 ロバート→ロブ、マイケル→マイク、ウイリアム→ビル。 パトリシア→パティー、エリザベス→リズ。
こういった呼び方を含めると、お知り合いの方等聞いた事のある名前がずらり。
「エッ、ジョン? どこのジョン?」 となる事もよくあります。
次に、苗字1位から10位まで。
Smith, Johnson, Williams, Jones, Brown, Davis, Miller, Wilson, Moore, Taylor.
この調査は、2000年にも行われて、その資料で苗字に関して、
Smith, Johnson, Williams, Jones, Miller, Davis, GARCIA, RODRIGUEZ, Wilson.
という順位になっていました。
8番め、9番めに ”ガルシア” ”ロドリゲス” とヒスパニック系の苗字がある事に驚きました。 更に上位50番めには他に8コのヒスパニック系苗字が入っていました。 これは、苗字に対しての人種の割合が90%以上でみてみた結果です。
ヒスパニック→アメリカ合衆国で、スペイン語を母国語とするラテンアメリカ系住民の総称。(広辞苑より)
10年間でヒスパニック系住民が急激に増えた事が分かります。 また、ここにはランクインしていませんが、『リーさん』(22位)という苗字の三人に一人が、アジア太平洋諸島の人。 18位の『ジャクソンさん』の53%が黒人の方という結果もありました。
この時期、マイケル・ジャクソンさんの歌がよく流れます。 彼のファーストネームは4位、ジャクソンという苗字の順位と比率を考えると ”アメリカ版・山田太郎さん” かもしれません。
今年は、アメリカの国勢調査 Census の年。 今回はどんな変動があるのでしょうか。
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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