ジンバブエの通貨が大変なことになっています
大変なニュースが飛び込んできました。
なんと、ジンバブエの中央銀行が「わが国では米ドル、南アフリカ・ランド、ボツワナ・プラ、英ポンドに加えて、豪ドル、中国元、インド・ルピー、日本円を法定通貨として認める」と発表したというのです。
●Zimbabwe's multi-currency confusion/BBC
8種類もの通貨を認めたら、日々の買い物はどうなるんだろう......と心配になってしまいますが経済が混迷する昨今のジンバブエでは、何が起きても不思議じゃないな、というのが正直な感想です。もう何年もの間、通貨をめぐる混乱が続いています。
例えば2009年には、ハイパーインフレに見舞われた結果、1月16日に100000000000000ジンバブエ・ドル札(何桁あるか数えてみてください)を発行しました。ところが2月2日に12桁のデノミネーションを行った結果、10000000000ジンバブエ・ドルが1新ジンバブエ・ドルに。
また、2013年には国庫残高がわずか217米ドルしかないと財務大臣が発表し、世間をまたもやあっと驚かせました。
新たに法定通貨として導入された4通貨の貨幣そのものはまだ市場に流通していないそうですが、本当にこれらの貨幣が流通し始めとしたら、実は僕にとっても人ごとではありません。
というのは、僕が住んでいるマカド(Makhado)はジンバブエ国境から車で1時間ほどの距離にある街です。ということは、ある日街を歩いていたら突然「おい、日本円を売ってくれないか?」と声をかけられるかもしれないのですから。
photo credit: chris favero via photopin cc
Twitterもよろしくお願いします!
記事のこぼれ話や南アで見つけたちょっと珍しいもの、独自に集めた南アフリカニュースなどについてつぶやいています。フォローしていただけると嬉しいです♪
最後までお読みいただきありがとうございます
ご意見・ご質問をお待ちしています!
下のコメント欄または kasahara.yoshiaki★gmail.com にどうぞ(★を@に変えてください)。
ブログランキングに参加しています。記事が役に立った、面白かったらワンクリックで応援お願いいたしますm(_ _)m
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。