北野天満宮・梅花祭
北野天満宮です。
梅を好んだ菅原道真公・命日の二十五日、北野天満宮(京都市上京区)では
梅花祭が、行われていました。
雨のため、テントの下になった野点会場では、天満宮近くの上七軒の芸舞妓さん達
約30人が抹茶を 煎れてくれました。
梅花祭は、道真公の遺徳をしのび、約900年前から続く行事です。
今年は、寒波の影響で、早咲きの品種を除いて、多くの梅は 蕾の状態で
これから 咲いて来る・・・・・と言う感じでした。
この季節・・・・北野天満宮には、大学入試の祈願で 沢山の人が
連日お参りされています。
学問の神様・・・菅原道真公は、牛と梅を愛された・・平安時代の優秀な政治家でした。
菅原道真公は、改革を志した政治家で、日本の財政破綻を救う為、
数々の政治改革を行っておられます。
しかし、道真公の事を 快く思わない勢力(朝廷や貴族階級)が 立ちはだかり
罪を着せられ、大宰府へ左遷されます。
都を、去る時に 詠んだ句が・・・・・
『東風吹かば にほひおこせよ梅の花 主なしとて 春ぞ忘るな』
・・・・・・・でした。
※ 東風というのは 春になると 東から吹いてくる風の事・・・・・
春とは、季節の春であり 民主化の春とも読めます。
九州・太宰府天満宮には『飛梅伝説』があります。
道真公が 京を去る時、『東風吹かば・・・』と
和歌を詠むと・・梅は一夜にして 道真公の行く 太宰府まで飛んだと言う お話です。
遥か 平安時代から 長い時を経ても 語り継がれる人・・・・菅原道真公
きっと 素晴らしい人だったのでしょうね。
二月二十五日・・・・・梅花祭で賑わう 境内には、梅の良い香りがしていました。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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