葵祭り
京都御所です。
五月十五日・・・・・・晴れた 良いお天気に なりました。
御所では 葵祭りでした。
新緑と 眩しい陽射しの中 午前10時30分・・・・平安時代の
華やかな装束と 葵の葉を身に着けた 約500人の行列は 御所から下鴨神社・・・
そして上賀茂神社へと 動き始めました。京都地方気象台によると、この日の
市内の最高気温は26・2度で 爽やかな初夏の陽射しでした。
お天気が 良くて何よりでした。
葵祭りは この衣装で 長い道のりを(約八キロ)進んで行きますから
お天気が 気になる お祭りです。
この祭の起源は、今から約1400年前・・・自然災害が多く 五穀の実りが悪いので
四月の吉日に 祭礼を行いました。
馬には 鈴をかけ、人は 猪頭(ししがしら)を かぶって駈け比べをしたところ、
風雨は おさまり国も安泰に なりました。
江戸時代には お祭りに 参加する 全ての人が 葵の葉で 飾る様に
なりました。 その時から 葵祭りの名が 付いたそうです。
牛車には 藤の花が飾られています。牛車が動くと 藤の花も 揺れていました。
平安の時代・・・・・・「祭り」と言えば 葵祭の事を さしたと 言われています。
十二単を まとった 葵祭りのヒロイン・・・・・・・・・
斎王代(さいおうだい)の 乗った輿が近づくと、沿道から拍手が起こりました。
午後になりました。
御所を出た一行は 下鴨神社を経て 上賀茂神社へと 動いていました。
上賀茂神社へと続く 加茂街道です。
皇宮警察の騎馬隊が 先導しています。馬の足に見える 紫色は 京都の色です。
新緑の中を 葵祭りは 優雅に進んでいます。
加茂街道では とても 近くで 行列を見る事が 出来ます。
目の前を 斎王代や女官の人達・・・・・・稚児さんが 進んで行きました。
近くで見る牛車・・・・・・・とても 美しかったです。
川沿いを 牛車が 進んで行くのが 見えます。
葵祭りの行列は 朝十時半に 御所を出て 上賀茂神社に 三時半に着きました。
2011年の葵祭り・・新緑の中の 美しいお祭りでした。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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