ヨークシャー、ワーンサイドの丘へ
緑の丘と谷の風景で知られるヨークシャーデールズ(Yorkshire Dales)には、「ヨークシャーのスリーピークス(Yorkshire Three Peaks)」と呼ばれる名峰イングルバラ(Ingleborough 723 m)、ペニーゲント(Pen-y-ghent 694 m)、ワーンサイド(Whernside 736 m)があります。その三峰のうち、未踏だったワーンサイドを歩いてきました。
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ヨークシャーデールズの町セトル(Settle)近郊と湖水地方のあるカンブリア州の都市カーライル(Carlisle)を結ぶセトル・カーライル鉄道(Settle-Carlisle Line)沿線でも、特に、風光明媚な場所として知られる高架橋のたもとがワーンサイドのウオーキングコースの起点になっています。
じょじょに眼下に遠のいていく風景を愛でながら2時間ばかりなだらかな小道をのぼっていくと頂上に。頂上からは、東側にウォーキングの起点の高架橋の望めるホークシャーデールズの風景や、
![0255Mz.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/glasgow/images/0255Mz.jpg)
5月にのぼったイングルバラが見渡せました。
そして、西側には、左手はるか彼方に青くかすむ大西洋の広がりと、右手には湖水地方の山々が......。
![0262Mz.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/glasgow/images/0262Mz.jpg)
うす曇りで白かった上空に青空が広がると、大地の緑がまぶしいほどに輝きはじめます。親子連れの羊に、「ちょっとこっち向いてくれない?」などとお願いして写真を撮らせてもらったり、
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「ずっと向こうを向いててね」と心の中で念じながら牡牛のいる野原を横切ったり、
![0312Mz.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/glasgow/images/0312Mz.jpg)
売りに出ている農家の軒先をかすめたり。
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そうこしているうちに12.5kmのサークルルートを歩ききって起点の高架橋のもとへ。
![0317Mz.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/glasgow/images/0317Mz.jpg)
一度にスリーピークスを制覇というのはきついに違いないけれど、わたしでも、もうひとつなら行けそうかなという感じ。そよ風とお日さまに恵まれたとても心地よいウォークとなりました。
今回の記事は、ギブソンみやこがお届けしました。
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