グヌンカウィスバトゥ

公開日 : 2013年04月03日
最終更新 :

通常、お客様をお連れするのは同じグヌンカウィでもティルタウンプルというお寺。

今回紹介するグヌンカウィスバトゥはあんまり日本人のお客様には知られていない

お寺です。グヌンカウィスバトゥは聖水の湧き出るお寺です。

バリヒンドゥー教の水の神であるウシュヌ神を奉っています。

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このお寺の由来です。

昔、タンパク リン村で起こった戦いで、デワ・インドラの率いる軍に負けた

悪王マヤデナワは、スバトゥ村へ逃げ込みました。

その時、村人たちはマヤデナワの姿を恐れて皆逃げ出してしまったと言います。

スバトゥ村に大きな混乱が起きているのを見たデワ・ウィシュヌは、

食べることはもちろん、飲み水さえままならない村人たちを不憫に思い、

水を彼らに与えるため、湧き水(聖水)を施したそうです。

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そしてデワ・ウィシュヌ神と精霊たちは再びマヤデナワ王と対戦しました。

マヤデナワ王はプタヌ川に追い込まれそこで殺されたそうです。

村人たちはウィシュヌ神のために現在の寺院のあるところに祠を建てたそうです。

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今でもこの寺では、聖水の湧き出る寺として、身体を清める儀式などが行なわれています。

写真でもお分かりになると思いますが、静寂と神秘があたりを包んでいて、

荘厳な雰囲気です。美しいだけでなく、聖水からは神聖なパワーを感じる気がします。

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息をのむ光景がここにあります。

このお寺のもっと奥にはムルカッと言って、身体を清めるための滝があるそうです。

滝の中に入ると、身体に取り憑いている悪霊や災いが逃げ出て、水が見ていると

本当濁って汚くなるそうです。

次回はぜひ訪れて、体験してみたいですね。

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情報提供 by スカスカ・バリ

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