バリ島での出来事

公開日 : 2011年09月08日
最終更新 :

バリ島には無数の宗教行事があります。

お寺のオダラン(誕生祭)、人々の儀式を合わせたら、毎日どこかで

なにかしらの儀式があると言っても言い過ぎではありません。

観光でいらしたお客様に、そういった儀式を見学したいと、言われる

こともありますが、これだけいっぱい行われている宗教行事でも他国の

人が見学するのは、実は容易ではありません。

お寺のオラダンについては、各地方でそれぞれのバリ歴の暦に従って

日程が決められるので、その土地の出身者でなければ性格に日程を

把握していないこともあります。バリ歴カレンダーに載っているじゃないかと

思うかもしれませんが、それでも有名どころのお寺のみなのですべてを

把握するなんてバリ人でも出来ない事です。

そして、オダランは地域のお寺の祭り事なので、他の地域の人間が安易に

参加するのは、よっぽどの理由がないとおかしな事になります。

外に嫁いだ女性が元の親のお寺をお参りするなどの理由なら正当ですが

全く関係がない人が他のお寺を参拝するということがありません。

ですので、どこそこでオラダンがあるからガイドさんに連れて行ってください、と

お願いされても場合に寄っては無理ですとお答えする事になります。

宗教の事は、私たちにはわからない掟が存在するので、無神経な事をしたら

それこそ神様に怒られてしまう懸念もあるのです。

一般的にバリ人でも出身地を問わずに参拝出来るお寺なら、もっと簡単です。

例えば、総本山のブサキ寺院、デンパサールのジャガナトゥール寺院、バイパス沿いの

サケナン寺院などが該当します。それでもキチンと式服で正装してエチケットを

守る必要があります。外国人だからこんな格好でよい、というのは神様に対して

失礼になります。

110908-1.jpg

さて、今日はたまたまサヌールを車で走っていたら、お葬式(ガベン)に出くわしました。

ちょっとした渋滞も発生しますが、こうした偶然に出会う宗教儀式をラッキーと

思う事が出来れば、イライラすることもないのでは、と思います。

今年はいろんなことに挑戦してみます。ランキングにも参加しちゃった!

一日一回ポチッとお願いいたします。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。