マニラの観光名所といえば、ここ。
夏休みの真っただ中。
マニラ日本人学校が夏休みのこの時期、
マニラ在住の日本人家庭の母子は日本へ一時帰国が多いです。
逆にお盆のときに、友達や親せきがマニラへ遊びに来る?
っと思いがちだけど、休暇中の来客はフィリピンの場合、
マニラを飛び越してセブ島とかボラカイ島へ飛んじゃうことが多数。
ところで、マニラへの観光客、そしてマニラへ訪ねてきてくれた友人を
案内する 代表的な名所の1つに、「イントラムロス」があります。
(イントラムロス丸ごと観光名所)
旧城塞都市として、痛々しいながらも現在もその姿を残すイントラムロスは、
まるで昔にタイムスリップしたかのような空気に包まれています。
かなり異文化圏へ来たことが実感できる場所なので
ワタシはかなーり気に入っていて、在住していても何度も足を運んでます。
世界遺産の1つであるサン・オーガスチン教会や、
先日亡くなったアキノ元大統領の遺体が安置されていたマニラ大聖堂など
イントラムロス内には見どころ満載だけど、
その中でもチェックするべきは「サンチャゴ要塞」
第二次世界大戦のときには、日本軍も一時占拠していた場所で、
多くの捕虜がここに押し込められていたという暗い歴史もあるけど、
なにより、フィリピン独立の父といわれているホセ・リサールが処刑される
まで投獄されていたという場所でもあります。
![2.jpeg](/manila/images/2.jpeg)
(30代半ばという若さで命を落としたホセ・リサール)
ホセ・リサール。
とにかく男前! 医師、画家、科学者・・・いろいろな顔を持つ多才な
人だったらしいのですが、なにより語学の天才!
20カ国以上の言葉を話せたとか・・・。
1800年代、世界各国の国々を回り、人脈と知識を広げていったホセ、
当時、フィリピンを統治していたスペインに目をつけられ、
捕えられ処刑される運命に。
(ホセが処刑場へ向かう足跡が残されている)
銃殺された現在のリサール公園(記念碑の下にホセが眠っている)へ向かうまで
の足取りは、ホセが投獄されていた場所からサンチャゴ要塞を出る所まで
続いています。
サンチャゴ要塞へ入場するのに、少しばかり入場料はかかるけど、
要塞内にある「リサール記念館」は無料です。
ホセ・リサールの遺品が展示されている記念館。
これまた見どころはいろいろあるけど、その中でも日本人女性として
チェーックしておきたいのが、
“ホセが愛した日本人女性” という、おせいさんの肖像。
世界各国を訪れていたホセは、日本へも渡っていて、
その時に日本人女性と恋に落ちたと言われているそう。
結局、おせいさんを残して祖国に戻ったホセですが、
そのおせいさんの肖像が、彼の遺品にあります。
(おせいさんこと、臼井勢似子さん)
さてさて、
サンチャゴ要塞を始め、イントラムロス全体が雰囲気があるので
記念写真には、どこを撮っても絵になると思います。
たとえば、守衛のお兄さん。
(サンチャゴ要塞とか、カーサマニラにいます)
サン・オーガスチン教会&カーサ・マニラ周辺の街並み。
このイントラムロスを馬車(カレッサ)でポカポカ回ってもらうのも風情ありよ。
マニラへ来たら、絶対に訪れるべき、数少ない観光名所。
ぜひ行ってみてね。
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