世界三大劇場のひとつコロン劇場*Teatro Colón
![コロン劇場1.jpg](/buenos_aires/images/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%B3%E5%8A%87%E5%A0%B41.jpg)
パリのオペラ座、ミラノのスカラ座とならび、
「世界三大劇場」のひとつとして名高いコロン劇場。
南北4km、最大幅約140m、
16車線の規模を誇る7月9日通りに面して建っています。
(アルゼンチン人いわく、世界で1番目か2番目に幅の幅の広い通り)
ヨーロッパがシーズンオフとなる5〜11月に、
世界的に有名なオーケストラや音楽家が訪れて公演を行います。
また、国立オーケストラや国立バレエ団を抱え、
劇場内には、舞台装置や衣装を作る工房などもあります。
まさにブエノスアイレスの文化的象徴!
でも、私はまだ一度も訪れたことがありません。
なぜなら・・・
理由は単純。現在、工事中だから。
設立100周年を記念し大改修を行っている最中で、
劇場の一部を除いて、見学客の立ち入りが出来ないのです。
でも先日、コロン劇場で働く市職員と飲みに行った際
この劇場の歴史について話を聞くことが出来ました。
もともとコロン劇場は、5月広場に面した場所にありました。
カサ・ロサーダ(ピンクの家)という愛称で呼ばれる大統領府のある場所です。
しかし、1880年代、アルゼンチン銀行(Banco de la Nación Argentina)に売却。
そして1908年5月25日、現在のコロン劇場が開場しました。
その最初の演目は、かの有名な「アイーダ」。
その後100年もの間、数多くの演目が演じられ、
世界的に有名なオペラ歌手などがコロン劇場の舞台に立ちました。
![コロン劇場2.jpg](/buenos_aires/images/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%B3%E5%8A%87%E5%A0%B42.jpg)
立ち見を含め、およそ3500人を収容できる劇場内。
5階席でオペラを楽しんだという友人によれば、
楽団の奏でる美しい音楽が
劇場の曲線に沿うように優しく観客を包み込み、
そこはもう別世界なのだとか。
嗚呼!私も行ってみたいッ!
![コロン劇場3.jpg](/buenos_aires/images/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%B3%E5%8A%87%E5%A0%B43.jpg)
2006年から行われている改修工事ですが、
2010年には終了の予定。
そして、2010年5月25日、
再び「アイーダ」の公演で再開されることになっています。
2010年は建国200年を記念する行事もたくさん計画されており、
アルゼンチンを訪れる観光客がますます増えるに違いありません。
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〈Teatro Colón/公式サイト〉 http://www.teatrocolon.org.ar/
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