クリスマス・キャロルを聴きに
12月に入ると、イギリスのあちこちで「クリスマス・キャロル」が歌われます。
「クリスマス・キャロル」とはいわゆる、クリスマスの歌。
でも、日本の子供たちが歌うようなクリスマス・ソングとはまた違って、
何百年にも渡って歌われている、しっとりとした古典的な響きのある歌なんです。
イギリスでは、英語のほか、ラテン語、ドイツ語でも歌われているんですよ。
日本で知られているものとしては、『きよしこの夜』などがそれにあたります。
コッツウォルズに住んでいた時は、昔ながらに聖歌隊が家々を回って歩き、
このクリスマスの歌を届けてくれたものでした。
私の知っている限りでは、エディンバラにはそういったキャロル・サービスは
ないのですが、その代わり、ちょっとしたコンサート感覚で教会やイベントホール
などで催されています。
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さて、私はエディンバラ大学の講堂、マキュアン・ホール(McEuan Hall)での
クリスマス・キャロル・サービスに参加してきました。
ここはエディンバラ大学の卒業式や大学関連のイベントで使われている講堂で、
写真の通り、天井と壁画がとても見事なんです!
イギリスの建築の素晴らしさを味わえる建築物です。
聖歌隊もちゃんといるのですが、参加者もクリスマス・キャロルの歌詞を渡され、
聖歌隊と一緒に全員で大合唱します。
1曲1曲の間に、イエス・キリストの誕生にまつわる聖書の1節や説教を聞いたり、
クリスチャンではなくても、クリスマスの神聖さを感じることが出来るはずです。
クリスマス前にもう1つ大きなクリスマス・キャロル・サービスがあります。
クリスマス・キャロルをぜひ聴きに出かけてみてはいかがでしょうか。
『Raymond Gubbay Christmas Festival Carols By Candlelight』
日時:12月23日(水) 19時30分〜
場所:Usher Hall
Lothian Road, Edinburgh, EH3 9BP
料金:£16.5〜30
詳細:http://www.usherhall.co.uk/concerts/?id=4522&d=1259625600
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