日帰りで楽しめるジャングル・トレッキング
![Tad Xai サイの滝.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/vientiane/images/Tad%20Xai%20%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%81%AE%E6%BB%9D.jpg)
ラオス国内には20か所もの自然保護区(National Protected Area)があります。滞在日数が短い日本人ツーリストが遠くの森に足を伸ばすのは難しいのですが、ビエンチャンから日帰りできるトレッキングコースを探検しに行ってきました。
川あり滝ありジャングルあり。結構まる一日自然観察を楽しめます。今回は雨季のはじまりかけた5月に素晴らしい滝を目指して、若い人たちと出かけました。この写真はサイの滝(Tad Xai Waterfall)です。熱くなった身体に滝壺のプールが快適でした。
![ジャングルを行く.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/vientiane/images/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%82%92%E8%A1%8C%E3%81%8F.jpg)
ここはビエンチャンから2時間半で辿りつける国立保護区プーカオクアイです。朝ホテルを発てば、昼前にはこんな森の中にたどり着けます。ラオスの人々の生活は森に支えられています。ガイドの説明を聞きながら、高原の森を歩きます。不思議な植物や昆虫に出あいました。
![ナム・マン川を遡る.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/vientiane/images/%E3%83%8A%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%B3%E5%B7%9D%E3%82%92%E9%81%A1%E3%82%8B.jpg)
途中、小舟で15分ほど川を遡ります。鬱蒼とした森を抜け、雨季で水かさが増し、茶色く濁った、しかし静かな川面のマン川を進みます。両岸からは熱帯の鳥たちの声が聞こえました。
![カヤッキングも楽しめる.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/vientiane/images/%E3%82%AB%E3%83%A4%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%82%E6%A5%BD%E3%81%97%E3%82%81%E3%82%8B.jpg)
カヤッキングもガイドさんと二人乗りで楽しめます。
![バイキングも楽しめる.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/vientiane/images/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%82%E6%A5%BD%E3%81%97%E3%82%81%E3%82%8B.jpg)
マウンテン・バイクで森の小道を走ることもできます。
![英語を話せるガイドがいると楽しい.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/vientiane/images/%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E3%82%92%E8%A9%B1%E3%81%9B%E3%82%8B%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89%E3%81%8C%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%A8%E6%A5%BD%E3%81%97%E3%81%84.jpg)
地元のラオス語のガイドさんだと意思疎通が難しいので、トレッキングには英語を話せるガイドさんを雇うと楽しいです。一日30ドル程度ですが、何人かでシェアすればいいでしょう。
![農家にホームステイ.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/vientiane/images/%E8%BE%B2%E5%AE%B6%E3%81%AB%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A4.jpg)
日が暮れたらビエンチャンに帰るもよし、または地元の村の農家にホームステイもできます。私たちは1泊して農家の食事を楽しみ、ラオラオ(焼酎)に酔い、夜9時には蚊帳の中にもぐりこみ、翌朝の夜明けの6時まで熟睡しました。
★国立保護区のバーン・ハートカイ村への行き方
公共バスで行く場合は、南バスターミナルからターボック村(Ban Tha Bok)行きに乗って、ビエンチャンから13号線を92km、ハートカイ村への入り口に到達します。この村はプー・カオ・クアイ国立保護区のトレッキングのベースとなっています。
このトレッキングには3ヵ所の素晴らしい滝が含まれています。7段の滝、タートサイの滝(Tat Xai)が人気で、滝壺で泳ぐこともできます。
村の西にあるタートレックの滝(Tat Leuk)は規模の上ではタートサイの滝より小規模ですが、河原には平地が多く、緑の森に囲まれていますので、キャンピングが楽しめます。テント、マットレス、蚊帳、寝袋などをビジター・センターで貸し出しています。携行食料や果物、飲み物は持参するのが望ましいですが、多少の食料なら現地でも手に入ります。
どちらの滝もビエンチャンから日帰りができます。両方の滝を楽しみたければ、村のホームステイにご厄介になり、翌日も森を歩く時間を確保するのが適当です。
★予約の申し込み
トレッキング・ツアーはビエンチャン市内にあるGreen Discover社、Youth Travel社などのアドベンチャー・ツアーを取り扱う旅行代理店で申し込めます。現地への予約から車の手配まできめ細かくアレンジしてもらえます。
代理店を通さず自力で現地に行くことも十分可能です。ハートカイ村はカムムアンさん(Mr. Kammuan020-2224-0343)に事前連絡する必要があります。カムムアンさんは優しい農夫ですが、英語はそれほどうまく話せなません。ラオス語のできる人に、参加人数と希望日程を伝えてもらえば、ガイドと宿と食料の手配が確実になるでしょう。
入域料やガイド料、宿泊費や食費、それに自然保護基金の支援金などが必要です。費用のことも電話で確認してください。
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