名古屋きしめんのフー屋さん
![絵画がかかる店内.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/vientiane/images/%E7%B5%B5%E7%94%BB%E3%81%8C%E3%81%8B%E3%81%8B%E3%82%8B%E5%BA%97%E5%86%85.jpg)
ビエンチャンにはフレンチやイタリアンが軒を連ねていますが、毎回麺屋さんの紹介ばかりですみません。私は麺類が大好きで大抵、お昼は麺を食べに出かけます。
週に一度は出かけるこのフー屋さんの壁には20点を越える絵が壁にかかっています。ジャンルはさまざまで、まとまりがありませんが、店の空気に品格を与えています。
![野菜たっぷりのフーの大盛り.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/vientiane/images/%E9%87%8E%E8%8F%9C%E3%81%9F%E3%81%A3%E3%81%B7%E3%82%8A%E3%81%AE%E3%83%95%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%A4%A7%E7%9B%9B%E3%82%8A.jpg)
細い麺も悪くありませんが、私のこの店の好みは「名古屋きしめん」によく似た薄くて平たい麺です。牛肉やつみれが入って1万5千キープ(150円)です。この日、私は肉なしの大盛り1万キープをたのみました。
![好きなだけ野菜を入れる.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/vientiane/images/%E5%A5%BD%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%A0%E3%81%91%E9%87%8E%E8%8F%9C%E3%82%92%E5%85%A5%E3%82%8C%E3%82%8B.jpg)
あつあつのつゆは関西風で透明です。これに野菜をたっぷりぶち込んで、混ぜて食べます。
![甘い味噌ダレ.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/vientiane/images/%E7%94%98%E3%81%84%E5%91%B3%E5%99%8C%E3%83%80%E3%83%AC.jpg)
インゲンは甘い味噌ダレをつけて生でかじります。人によってはこのタレをつゆに加えます。
![小さいナスの酢漬け.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/vientiane/images/%E5%B0%8F%E3%81%95%E3%81%84%E3%83%8A%E3%82%B9%E3%81%AE%E9%85%A2%E6%BC%AC%E3%81%91.jpg)
小さなナスの酢漬けを入れて、唐辛子を少々入れるのが私の食べ方です。
![生唐辛子.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/vientiane/images/%E7%94%9F%E5%94%90%E8%BE%9B%E5%AD%90.jpg)
ラオスの人は生の唐辛子を手でつまんでかじりながらフーを食べます。信じられないことに3歳くらいから食べさせられたラオスの人は、辛いという感覚はなくなっているみたいです。青唐辛子の方が辛さは厳しいようです。
![道路に面した店先.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/vientiane/images/%E9%81%93%E8%B7%AF%E3%81%AB%E9%9D%A2%E3%81%97%E3%81%9F%E5%BA%97%E5%85%88.jpg)
店の名はPro Dungです。ビエンチャンの中心を貫くサムセンタイ通りとセタティラート通りの間に挟まった300メートルの裏道、ヘンブン通りの中間にあります。平日の昼だけ開いています。近隣に働くビジネス・パースンたちで賑わいます。
この裏通りにはミー屋さん(中華麺)、韓国冷麺、ラオス麺(カオビヤック・セン)、焼きそばなどメン喰いには堪えられない店が並んでいます。
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