森の中のユイの滝へ道ができた(バンビエン情報②)
気温は30度、天候は曇り。9月はまだ雨季。
隣にいる人にさえ大声をはりあげないと聞こえない、その水量も見事なユイの滝です。
最近まで道がなかったので、訪れるのは地元の人たちと冒険野郎だけでした。ようやく車も何とか入れるようになったばかりで、村の人の対応もとても素朴です。
ユイの滝(タート・ケーン・ユイ That Kaeng Yui Waterfall)はバンビエンの東7キロ、自転車でもいける距離です。自転車はバンビエンの町で一日1万キープ(約100円)で借りられます。
しかしアップダウンがきついうえ、まだかなりの部分が舗装されていないので、1時間はたっぷりかかるでしょう。できればマンテンバイクで行くのがいいですが町でレンタルは見かけませんでした。
この看板のところに着いたら右折です。さらに1キロ、山道を進みます。
途中、簡単なゲートがあって入園料は1万キープです。
山の中を進んで行くとやがて川の流れに沿った道が現れます。いよいよ滝は近い轟音が聞こえ始めます。ついに滝の対向壁に着きました。
ここへ私を連れて行ってくれたのは、アジア開発銀行の支援を受けて、ラオス全土でエコツーリズムを進めている観光庁専属の専門家、ポーンシットさん(写真)です。
彼女の説明では村が自立組織をつくり、道を拓いて階段をつけ、小さな食堂を滝の近くに建てました。村びとの利益につながり、それがこの滝とその周辺の自然を守ることにもつながる、つまり「地域密着型観光」をめざしているとのことでした。
滝壺の下には天然のプールができていて水浴びができます。竹を編んで作った、とてもナチュラルな更衣室もありました。水着とランチボックスをご用意の上、自転車を借りるか、トゥクトゥクをチャーターして、「ユイの滝あそび」に出かけましょう。日帰りのピクニックに最適です。
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