ドンパラン寺院のほのぼの仏
![1.ほのぼの仏(縮小).jpg](/vientiane/images/%EF%BC%91%EF%BC%8E%E3%81%BB%E3%81%AE%E3%81%BC%E3%81%AE%E4%BB%8F%EF%BC%88%E7%B8%AE%E5%B0%8F%EF%BC%89.jpg)
正面に対坐すると、こちらのほほが緩んでしまう癒し系の微笑み。「ほのぼの仏(ぶつ)」と名付けました。ドンパランというお寺の境内に鎮座しているこのユーモラスな仏様が、私はことのほか気に入っています。
![2.観光庁前で(縮小).jpg](/vientiane/images/2.%E8%A6%B3%E5%85%89%E5%BA%81%E5%89%8D%E3%81%A7%EF%BC%88%E7%B8%AE%E5%B0%8F%EF%BC%89.jpg)
ビエンチャンに暮らし始めて2年半、日常的に移動は自転車を使っています。ほとんど平らなビエンチャン市内は自転車で十分用が足ります。
自転車のかごには
(1)雨が降ってきたら上から被るゴアテックス製の完全防水ポンチョ
(2)夜帰るときに取り付ける前照灯と後照灯
(3)キャノンのデジカメIXY
(4)エイサーの小さいノートパソコン、
を搭載し完全装備で動いています。
![3.観光局(縮小).jpg](/vientiane/images/3.%E8%A6%B3%E5%85%89%E5%B1%80%28%E7%B8%AE%E5%B0%8F%EF%BC%89.jpg)
毎日のように観光局にお邪魔して、職員の人たちとおしゃべりをしています。ラオス語を教わったり、昼めしのお相伴にあずかったり、ときには最新旅行情報をもらいます。日本人が訪れたときなどは、横からしゃしゃり出て、日本語の案内サービスをします。
![7.%20%83h%83%93%83p%83%89%83%93%8E%9B%89%40%82%CC%8AO%95%BB%28%8Fk%8F%AC%81j.jpg](/vientiane/images/7.%20%83h%83%93%83p%83%89%83%93%8E%9B%89%40%82%CC%8AO%95%BB%28%8Fk%8F%AC%81j.jpg)
観光局への行き帰りにはドンパランという名の太い道を通ります。大通りの途中にドンパラン寺院があります。通りに面した塀のデザインは仏教寺院とは思えないユニークさです。思わず自転車を降りて、境内に入ってしまいます。
![9.三メートルの信者像(縮小).jpg](/vientiane/images/9.%E4%B8%89%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AB%E3%81%AE%E4%BF%A1%E8%80%85%E5%83%8F%EF%BC%88%E7%B8%AE%E5%B0%8F%EF%BC%89.jpg)
高さ3メートルはあろうかと思われる、ご本尊をあがめるばかでかい信者の像。通りからも目立つ顔の、このメイキャップはいったい何だ!
![10.出家13年目の僧侶(縮小).jpg](/vientiane/images/10.%E5%87%BA%E5%AE%B613%E5%B9%B4%E7%9B%AE%E3%81%AE%E5%83%A7%E4%BE%B6%EF%BC%88%E7%B8%AE%E5%B0%8F%EF%BC%89.jpg)
こうしたユニークな仏像がなぜ、ドンパラン寺院を飾っているのか、境内の奥の僧坊に行って、お坊さんに訊きました。出家して13年目のソクサコン師(右)の言うには、この寺院の設計は総師の甥のアーティストが手掛けているとか。
「冗談のような仏像が多いですね」
とストレートな感想を述べたら、
「そりゃ、寺は心をいやす病院のようなところだから、こういうのが一番いい」
と私の酷評にも動じず、鼻高々でした。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。