シチリア流子供の名前の付け方
もうすっかり秋模様のシチリアです!私は暑いのが苦手なので、嬉しい~☆
朝起きた時にちょっと肌寒くて、お布団から出たくない・・・という感じが好きなんです(笑)
さて、先日友達との間にて話題になったので、今回のブログのネタにしたいと思います。
シチリア島、南イタリアでは、自分の子供にお父さんやお母さんの名前を付けるのが主流と言うのをご存知ですか?
つまり、孫と祖父あるいは祖母の名前が同じになると言うことです。
こちらでも、新しい世代では、ジョンやらキャロルなど外国の名前を付けたがる人もいるのですが、この古いしきたりが、現在もまだ根強くのこっていて、大事にしている人が多いのだそう。
両親に対する「リスペクト」を表す意味もある様で、私の周りのシチリア人のご両親達は結構大事にしている人たちが多いです。
友達カップルは、まだ結婚の予定はないのですが、良くその話で喧嘩になっています(笑)
男の子が生まれたら、(未来の)旦那さんのお父さんの名前を付けることが、もう決まっているのだそう。
彼女にはそれが納得いかないらしいですが、彼に言わせれば他に選択肢がないらしいです。
でも、それだけ家族との繋がりをとっても大事にしているんですよね。
自分の名前と共に魂を後世まで受け継いで欲しいと言う願いから来ているのだとか。
さすが、ゴッドファーザーでも語られた、シチリアの熱い家族愛!
筆者
イタリア特派員
小湊照子
イタリアのシチリア在住で会社経営者です。
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