N°137 X'Masの本場あれこれ！
いやぁ〜、10月の終わりです。
ミュンヘンの街はクリスマスモードいっぱいに色づいています！
今回皆さんにご紹介するのはクリスマスの本場についてです！
ドイツでは、クリスマスの日＝１２月２５日、２６日と
アドヴェンツといわれるクリスマスタイム＝１２月１日（暦により毎年前後する）からの4週間とがあります。
アドヴェンツとは宗教からくる言葉でキリスト教西方教会において、イエス・キリストの降誕を待ち望む期間の事を言います。日本語に言い換えると待降節や降臨節ですね。
もともと『到来』を意味する言葉ですからアドヴェンツとは２５,6日のクリスマスの日を4週間待ち望み、準備し、楽しむ期間ですね！
ドイツでの準備には色々な習慣があり、もっとも知り親しまれているのはアドヴェンツクランツではないでしょうか。
ロウソクの本数の４本に皆さんお気づきですか？
この4本の数には深〜い意味があり、アドヴェンツの4週間の毎週日曜日に一本づつロウソクに日をともす為に4本になっているのです。
クランツ＝リースですが、終わりなき永遠の意味も込められ、クラッシックスタイルのクランツですと4本のロウソクも均等に並べられるのですが、今日ではデザイン性を重視したスタイルが沢山あります。
『永遠』と言う意味で、このクランツに針葉樹が使われるのは有名ですね。旬陽樹は季節に左右される事無く年中をとおして緑の樹木でることから『自然なる永遠』とも称されクランツに使用されます。
今日、デザインうあスタイルを重視したアドヴェンツクランツには以下の様な物も沢山あります。
アドヴェンツに限らず日常にロウソクを使用するドイツ文化ですが、この時ばかりのロウソク選びには皆さん力が入るようです。勿論、クリスマス雑貨としていろんなロウソクが売り出されます！
アドヴェンツの食べ物ですが、皆さんシュトーレンって耳にされた事ありますか？
生地にドライフルーツ、木の実などがはいった焼き菓子のことです。
アドヴェンツ中いつでも食する為に大量の砂糖とバターを使用し日持ちするように焼かれています。実際に4週間日持ちします。生地はパンに近いですが、仲間としてはケーキの様です。バターとお砂糖を大量に使用するためお口に入れたときのまろやかさと甘さはたまらないです！
また、みかん、シナモン、ざくろ、などが代表的なクリスマス時期の食べ物ですね。
お茶などもシーズンになればクリスマス用のハーブティがでたり、盛りだくさんです。
これらは普通にスーパーで手にはいります。
見て、香って、聞いて、味わって楽しむアドヴェンツですね！
植物はクリスマスの代表格は勿論アマリリス！
ドイツでも一本１２００円程します。しかしゴージャスで美しいのでドイツ人には根強い人気です。
オイフォービア＝ポインセチアもありますが、日本程メジャーではありません。あとはヘルボロン＝クリスマスローズはクリスマスの高貴な花として扱われ、とても小さい物でも６００円ほどします。
忘れてならないのはアドヴェンツカレンダー！
お子様を始め老若男女とわずアドヴェンツカレンダーの人気は落ちません。
毎日毎日、２５日に近づくたびにカレンダーの扉をめくるのはワクワクするものです！
アドヴェンツカレンダーの中には、めくったその中にお菓子が入っているお子様様のカレンダーがあったりもします。
こんな待ち遠しいクリスマスの時期さへも楽しむ事ができちゃうドイツのアドヴェンツ！
みなさんも是非旅行に来られた際には街であれこれ見て触れて香って本場のクリスマスをご堪能下さいね！
気になるクリスマス雑貨については次回にお知らせしますね！
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