【ご注意ください】デング熱が流行っています。
ガネーシャ祭りが終わり、と同時にモンスーンも明けると言われているものの、
ここ数日夜になるとシトシト雨が降るムンバイです。
まだ明けていなかったのかな・・・・^^;
さて、今回はタイトルにある「デング熱」です。
数か月前からムンバイでも流行っており、インド在住邦人の中にもちらほらデング熱にかかったという話を聞きます。
大人子供かかわらずです。
デング熱とは、、、
以下、在ムンバイ日本国総領事館からきたメールの抜粋です。
●デング熱について
デング熱は、デングウイルスによる感染症で、ウイルスを持った蚊に刺されることで感染します。
感染した人を蚊が刺すと、蚊の体内でウイルスが増殖し、その蚊に人が刺されると感染する可能性があります。
感染には必ず蚊が媒介し、ヒトからヒトに直接感染することはありません。
●症状
蚊に刺されてから2~14日(多くは3~7日)の潜伏期間の後、およそ2~4割の人に発症します。
突然の高熱で発症することが多く、頭痛、眼窩痛(眼の奥の痛み)、体の痛み、関節の痛み、全身倦怠感などを伴うことがあります。
また、発症後3~4日目頃に解熱とともに胸部、体幹から始まる発疹が出現することがあります。
ほとんどの場合、輸液療法と解熱鎮痛薬投与といった対症療法で、発症後1週間程度で自然に軽快しますが、
まれに血漿の漏出や出血傾向を主症状とするデング出血熱に移行します。
その時点で適切な処置をされなければ、ショック症状を示す、デングショック症候群と呼ばれる状態(重症化デング)に移行し、ごくわずかな割合ですが、死に至ることもあります。
●治療方法
デング熱には特効薬がなく、一般に対症療法が行われます。
血小板数が低下することがあるデング熱の治療では、血小板の働きをも弱める作用を持つアスピリンやイブプロフェンなどのNSAIDsと呼ばれる解熱鎮痛剤の使用を避け、
アセトアミノフェン(パラセタモール)を使用します。
蚊に刺されて発熱が続くなど、デング熱を疑う症状が現れた場合には、
医療機関への受診をお勧めします。
先月私のごく親しいお友達もデング熱にかかり、入院していました。
お友達は血液の中の白血球が大幅に減少し、細菌などによる重症感染症を発症する危険性が
高まり、入院している間は毎日点滴を受けていたそう。
ひどくなると輸血が必要になり、やはりそうなるとインドでの輸血は心配なので、
シンガポールなどに行って輸血をしなければいけないとお医者様から言われたそうです。
(このケースは免れましたが、、、)
退院してからも週1回血液検査に通っていました。
かなりまいっていました・・・^^;
デング熱は予防方法としてのワクチンや薬は無く、蚊に刺されないようにすることが唯一の予防方法です。
これからムンバイに来られる場合は、肌の露出が少ない服装をしたり、蚊よけスプレーを持参する等、
蚊に刺されない対策をとるようにしてください。
また、デングウイルスをもった蚊に刺された場合でも全ての人が発症するわけではないので、
規則正しい生活と十分な睡眠、栄養をとり、無理のないご旅行をされるよう、心がけてください。
なお、インド在住邦人で行っている方が多い総合病院もご紹介しておきます。
(他にもありますがとりあえず3つ記載いたします。)
・ムンバイ南地区
BREACH CANDY HOSPITAL
add:60A Bhulabhai Desai Road,Breach Candy
tel:+912223671888/23672888/23667788
・ムンバイ中地区
LILAVATI HOSPIAL
add:A-971 Bandra Reclamation, Bandra West
tel:+912226751000/2226568000
・ムンバイ北地区
Dr.L H Hiranandani Hospital
add:Hill Said Avenue, Hiranandani Gardens, Powai
tel:+912225763300/2225763333
私はムンバイ中地区のLILAVATY HOSPITALにしか行ったことがありませんが(主人の付添い)、
建物の見た目は古いのですが、中は比較的綺麗でしたよ^^
と、こう言いながら私も最近週1回外で青空のもとヨガをしています。
毎回、先輩マダムが貴重な日本から持ち込んだ蚊取り線香を持ってきてくれます。
感謝感謝です^^
最後に、写真が一枚もないのもさみしいので、日本人御用達の精肉屋さん、
BandraにあるJoseph cold strageの写真を。
こういうところに蚊が蔓延るんだろうな~^^;
午前中に行ったら、丸太の上で鶏肉をガツガツと解体している様子を、足元に見ることができます♡
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