フィレンツェで約1ヶ月遅れのひな祭り〜Festa giapponese di primaveraの様子♪
あっという間に4月も5日目!
先週末に行われたおひな祭りイベントに3日連続で参加してきました。
なんと言ってもフィレンツェに来て初めての店子をするためにっ!!!!
詳しい情報はコチラでご紹介下さっています♡
(着物姿の少女の写真の左側は私の娘です。)
この日以外に催し物としてあったのは、
花柳流のお師匠さんを従えた4人の踊り子さん達が繰り広げる
艶やかな四季を伝える日本舞踊。
満員御礼で席の埋まった会場は大盛り上がり。
お師匠さんのボケと突っ込みが入るトークも秀逸でした。
そして、着物の着付け講座。
どのように着物を着ていくのか、どうしてこの道具が必要なのかを
このひな祭りを主催された日伊文化交流協会IROHAの代表、
嶋田曜子さん。
(こちらは、イタリア人書道家の方のデモンストレーションの時のひとこま)
彼女自身、茶道の先生でおられ初日の3月28日の開会セレモニーでは、
自ら、本式のお茶会を仕切りながらイタリア人のお客様に
お茶を振る舞われたのです!!!
そのお茶道のセレモニーの前には、
イタリアでは報道されていない福島の現状を説明してくださり、
すでにイタリアでは忘れ去られようとしている震災の復興の現状
などを伝えて下さいました。
今回のイベントの収益は、
東北地方の被害を受けた森林を再甦させるべく
復興支援活動を行っている
「 The C.W. Nicol アファンの森財団」に寄付されるとか!
イベント以外でも、客席周りに職人技のメルカートが並びました。
画家でありながら、着物、手作りの視力トレーニング眼鏡
を販売されていた木戸ゆみこさん!
厳選された和の生地から手作りされた趣向の凝った
小物達を売っておられたのが、
町案内の本も出版されている中嶋しのぶさんと、
お茶のセレモニーにとびきり美味しい桜餅を提供された
あやさん。
フランスで絵本を出版されている、オブジェ作家でもある
そしてフィレンツェ発祥の地、フィエーゾレの工房から
素敵なセンスの持ち主、海さんの陶器のショップも。
その素晴らしい皆様の片隅でIROHAの販売ブースで
私の持っている和物小物を販売させて頂きました!!!
いや〜〜〜イタリアに来て10年。
初めての経験でしたが、色々な方にお目にかかれて
充実した時間を過ごせた事に感謝です!!!!
そこで、初めてお目にかかったのが、
アーティストの田村吉康さん。
なんと、4月からの3ヶ月、フィレンツェのコミックを教える
専門学校で講師を務められるとか!!!
そして・・・4月18日から28日までは、ドゥオモ大聖堂から
目と鼻の先にある、リッカルディ宮殿で個展が開かれるのです!!!
見せて頂いたパンフレットを見ただけでそのクオリティの高さと
イタリア人、いや、世界中の人々を虜にしてしまうパワーに
満ちあふれていました。
本格的な日本画としてかなりの大きさ作品が展示されるとのこと。
是非伺おうと思っているので、後日レポートでお知らせしたいと思います!
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