サンカルロ歌劇場のシーズン幕開け
ブログでも何度か記事にしましたが、いろいろ問題のあったサンカルロ歌劇場。無事に新シーズンをオペラ「アイーダ」で幕開けすることができました。
演出家のフランコ・ドラゴーネさんは、あのシルクドソレイユを手がけた監督さんで、奇抜な演出に賛否が分かれています。
![thumb_529a0aa03f3092e1228b4568_default_xxlarge.jpeg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/napoli/assets_c/2013/12/thumb_529a0aa03f3092e1228b4568_default_xxlarge-thumb-450x211-90446.jpeg)
アクロバティックな動きをする役者を随所に使って、歌手陣の動きは最小にとどめ、光と幕で舞台をスペクタクルに仕上げています。私の個人的感想としては、音楽を最優先に聴きたいけれど、もう少し歌手に演技をしてほしい。というか演技したい。やっぱり登場人物に舞台を動かしてもらいたいと思ってしまいます。なんとなく退屈になってしまう...
![1477863_10152038670637566_916025512_n.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/napoli/assets_c/2013/12/1477863_10152038670637566_916025512_n-thumb-450x299-90448.jpg)
とはいえ、光と大道具仕掛けの演出は見事なものです。いわゆる一般的「アイーダ」の概念を見事に覆しています。紙で作られたピラミッドやスフィンクスよりも、観る人それぞれにエジプトのイメージを作らせ、そこに戦いと愛を練り込んでいるところが私は好きです。
この公演、12月17日まであと7公演あります。この時期にナポリを訪れる人は必見!
![1459307_10152038670337566_1566878889_n.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/napoli/assets_c/2013/12/1459307_10152038670337566_1566878889_n-thumb-450x299-90450.jpg)
イタリアのテレビ番組で、舞台裏が特集されました。実にたくさんの人が関わって作られる舞台。毎日顔を合わせる人もいれば、一度も会わないままの人も。直接お世話になる人もいれば、影でお世話になっている人もいて。なんだか大家族のようになっていく感じが大好きです。
サンカルロ歌劇場は公演のない日もツアーで劇場内を見学することができます。
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