枝の主日 Domenica delle palme
今年のパスクア(復活祭)は3月31日にあたります。カーニバル(謝肉祭)が終わってから街の飾りはすっかり復活祭仕様。うさぎやひよこ、タマゴが街を彩っています。
先週の日曜日はパルメのドメニカと呼ばれ、パスクアの一週間前からみんな心の準備を始めます。この日から肉を断つ人もいます。(正式には謝肉祭直後から肉食をしてはいけないのですが。)この日はみんな教会に行って、パルメ(ヤシの木)の枝をもらってきます。これは、キリストがエルサレムに入る際、ヤシの木の枝で歓迎されたことに由来しているとか。
私はこの日香港にいたのですが、多くの同僚は香港で教会に行っていました。信心深いですね。
今日から学校はお休みになります。お店やレストランは日曜日のパスクアと月曜日のパスクエッタは基本的に休業となります。
復活祭とは名前の通りキリストが死んでからもう一度生き返る日をお祝いする日ですが、キリストの誕生にあたるクリスマスと同じように家族が全員集まって、伝統料理を食べながらお祝いするのが基本敵。今日あたりから電車や高速道路は混雑します。
大きな卵形のチョコレートは、パスクア当日まで開けてはいけないことになっています。早く食べたい〜。
鳩の形をしたパンのお菓子もパスクアの伝統。クリスマスのパネトーネのような存在です。
パスクア当日にイタリアを旅行する方は、休業のお店にご注意くださいね。
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