イタリアのテレビ番組
海外暮らしをしていて淋しいのは、日本のお笑い番組やドラマが観られないことです。イタリアのバラエティ番組は私にはなかなか笑うツボが分かりません。そして、やたらと政治について語り合う番組が多くて、寝る前の娯楽として楽しむはずのテレビが、視聴者にストレスを与えてしまうという、なんともエンターテイメント性の低さ。時々面白いコメディアンなどはいますが、ほとんどの番組に出ている女の人が、あり得ないほどの露出で、肘をついて足を組んでなんともお行儀の悪い姿勢で、大声で話したり変な踊りを踊ったりします。国営放送のニュースキャスターですら、その露出には目を見張るものがあります。口調の強いイタリアのアナウンサーは聞きとりやすく、説得力もあり、個人的には好みですが、日本のアナウンサーがこの格好をしたら、大変な話題になるだろうな、といつも思います。子ども向け番組の日本の古いアニメの方がよっぽど楽しめることがあります。というわけで、バラエティ番組や報道番組には日本に圧倒的軍配を上げます。
![alessio_boni_guerra_e_pace.jpgのサムネール画像](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/napoli/assets_c/2012/11/alessio_boni_guerra_e_pace-thumb-374x308-56585-thumb-350x288-56586.jpg)
![ilfalcoelacolomba.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/napoli/assets_c/2012/11/ilfalcoelacolomba-thumb-432x288-56591.jpg)
![calcaterra_squadra.jpgのサムネール画像](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/napoli/assets_c/2012/11/calcaterra_squadra-thumb-400x201-56602-thumb-360x180-56603.jpg)
つい先日は二夜連続で、テノール歌手故エンリーコ・カルーゾを題材にしたテレビドラマが放映されました。カルーゾ役に現役テノール歌手のジャンルカ・テッラノーヴァを起用したため大変な話題を呼びました。ナポリ出身で、スカラ座での成功を収め、アメリカに渡り人気を博し、初のレコードを残したカルーゾ。ナポリ音楽院やサンカルロ歌劇場などで撮影されたため、観ていてとても面白かったです。
![taglioAlta_002140-640x510.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/napoli/assets_c/2012/11/taglioAlta_002140-640x510-thumb-350x278-56608.jpg)
テレビシリーズのドラマはほぼDVD化され、CDショップなどで売られています。日本語字幕はありませんが、イタリア人スタッフによって制作されたドラマはリアルなイタリア語を学ぶのに最適です。
ごく稀にある面白いテレビドラマを楽しみにしています。でもやはり日本のお笑い番組が恋しいです。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。