2013年、例年以上に爽やかな札幌・夏空の七変化
2013年の札幌は、冬が非常に寒く厳しかったので、とりわけ「夏」を待ち焦がれていました(笑)。
そして今夏、6月から暑すぎず寒すぎずの日が続き、7月もとても過ごしやすく爽やか~!
どれくらい爽やかかというと...
例年通りとも言えますが、7月下旬でもあじさいが咲いているほどの気温。
これを写したとき、本州から来たらしい親子連れが「こんな時期にあじさいが咲いてるの?」と話していました。
北海道では、あじさいは真夏の花なんです(笑)。
札幌管区気象台によると、今年7月に20日連続の夏日(真夏日を含む)を記録。
これは史上2番目に多い日数だそうですが、一方で昨年に比べると寝苦しい夜は少ないように感じます。
そんな札幌の夏、私が注目したのは、ズバリ「雲」。
この夏は前衛的デザイン(?)の雲がとても多かった気がします。
札幌市西区で撮影。7月10日前後から、こんな個性的(?)な雲をしばしば見かけました。
これは札幌市中央区にある「中島公園」の夕暮れ時です。
北から西の空にかけて、いろんな方向を向いた(?)雲が出現。
(1番上の写真に写っている楕円の物体は、広告用飛行船です。)
まるで、ロケット打ち上げ?というような雲です。
札幌市手稲区で北の空で。
その後、何度も似た雲を見ましたが、地面と並行に走っている雲が多く、これが最も角度がある(ロケット発射に似ている)雲でした。
札幌市西区の発寒(はっさむ)河畔公園で。
南の空に出ていた雲です。
夕方に出た洗濯板のような雲と、真昼に見た先っぽが跳ね上がったような筋雲。
太陽と雲のコラボ作品3種。
1番上は「幻日(げんじつ)」というそうです。
太陽(画面右)の左側に虹色の光が見えます。
太陽の右側は木に隠れて見えませんでしたが、太陽の左右両方に虹色の光が出ることもあるそうです。
札幌駅周辺でも、北大植物園、旧赤レンガ庁舎前庭、大通公園、中島公園など、広い空を見られる場所がいくつもあります。
また、地下鉄札幌駅や大通公園など、中心部から地下鉄で4・5駅離れた場所へ行くだけでも、さらに広い空を感じられる場所がたくさんあります。
北海道旅行の際は、自然景観と同様、ぜひ空を見上げて広々とした空のアートも楽しんでください。
【中島公園】
札幌市中央区中島公園1
アクセス: 地下鉄南北線「中島公園駅」3番出口より徒歩0分
(地下鉄南北線「さっぽろ駅-中島公園駅」間は約7分)
地下鉄南北線「幌平橋駅」1番出口より徒歩0分
(8月お題"今年は違った札幌の夏)
筆者
北海道特派員
市之宮 直子
小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。
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