明日から秋まで夏休み、何を学べたブルガリアの算数の教科書・ワークの挿絵や図
ブルガリアの学生の夏休みは長く、今年は今日が金曜日なので低学年や幼稚園では5月の明日から3ヶ月以上の夏休みになります。先日は30度を越える日もあったのに、今日は最低最高気温が12-22度と長袖が必要なほど涼しく、まだ休みたいほど暑くないので不思議な感じです。上級生も6月中旬から9月中旬まで夏休みです。
基本的に7歳になる歳の1月から12月生まれが一学年なので、1月から学校の始まる9月15日までにほとんどの新入生が7歳になってから入学するので、日本の同学年より年齢は高いと思います。1月生まれなど本人が希望するなら6歳のうちに一年早く入学することもできます。そういっても1月生まれは9月の時点で既に6歳8ヶ月なので日本ならもう普通に小学校一年生でおかしくありません。
姪も現在4月上旬で7歳になりましたが、年齢は大きいのにまだ幼稚園生だとまだ若干困惑ですがこれは普通です。このように身近に子どもたちがいると自分の頃と学校生活の違いが気になります。朝は家で食べなくとも朝ごはんの給食が出たり、毎日の保護者の送り迎えや、先ほど述べた長い夏休みには一切宿題は出ないなどたくさんあります。
さて前回の記事の続きで小学校2年生の算数の教科書には、独自のイラストや図が掲載されていました。いろいろな方法で掛け算や割り算を理解させてくれます。
例えば自転車のアイディアは面白く、後輪がかけ算に、前輪がわり算の問題になります。ブルガリアでは「.」が×かけるで、「÷」わるは真ん中の線がありません。
思わず目が止まったリアル嗜好の心臓のイラストは、「人は1分間に6リットルの血液が運ばれます、3、8、9、5、6分では何リットル運ばれるでしょう」という問題です。
各単元の終わりにはマス目に絵が描けるようになっていて、これは左右対称を楽しく考えられるようになっています。
ところで教科書もワークブックも灰色の紙にモノクロ印刷で、日本のように白くてつるつるした紙ではないです。文房具屋に売っているノートも、安いものはワラ半紙のような粗い質の紙でできていたり、約15円ほどの激安ペンも売られていますが、私はこれらも味があってとても好きです。
文章問題に書かれた人物の名前はぺタル(Петър)とイヴァン(Иван)、よくある名前です。
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