神聖なる''世界遺産''の実力!!魔法は健在しましまの【リラの僧院】
リラの僧院(Рилски манастир)に到着するとおいしい山の空気に西洋のお城のような建物の外陣に出会います。早速美しいフレスコ画が私たちを出迎えてくれるようでした。
遂に門をくぐると、目の前には想像以上の堂々たる生神女誕生教会(Църква „Рождество Богородично")が現れました。四方を取り囲んだ回廊にしま模様と丸い屋根を携えて、来るものを魅了します。
僧院の周りには空まで高くそびえるリラ山が連なり、山中の秘密のおとぎの国のような特別感をかもしだしています。この日は強い青き空と山頂に残る雪と山の深緑、教会の赤シマ、すべての配色が強烈に目に飛び込み、高いコントラストで僧院の美しさをいっそう引き出していました。さらに西日が強く当たり、建物が輝きを増していました。
頭上に広がる限られた狭い空と周りの雄大な自然、この地に人が訪れ築いていった建造物と歴史、中世より続くこの景色が心に響きました。
地面には一面に石畳が敷かれ、敷地が少し平坦ではなく自然にゆがんでいることから、歩くたびに視界が変化し、移りゆく景色から様々な印象を与えられ、実際の面積より広く感じさせられ滞在時間中飽きることありませんでした。
教会は回廊に対し斜めに立っているので一番良く見るのは、斜めから捉えた写真ですが、正面からも撮ることができますが、少し被写体の建物と撮影者との間隔が狭くなります。
教会の角には鳥の彫刻が乗った噴水もあります。
裏側に回っても楽しい発見があります。正面からは気づかなかった場所や、細かい見所など隅々まで見て回るべきです。例えば私はこの場所の花のような装飾の窓をとても気に入りました。
教会内は屋外の雰囲気とは別世界のような厳格さで、小窓から差し込むいくつもの光の筋がまっすぐイコン画やシャンデリアに当たり、まるで薄暗い教会内部に生命力を注いでるかのようです。シャンデリアの先端は人の手を模した形になっているので注目です。中は撮影禁止なのでポストカード1枚60レヴァ(約42円)を買いました。
リラの僧院(Рилския манастир)
HP: http://www.rilamonastery.pmg-blg.com/Arhitektura_en.htm (英語、ブルガリア語)
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