古代ローマの噴水、謎の階段ビルにニコポリスの要塞跡【ニコポル】
バスでニコポル(Никопол)に到着したあと、帰りのバスが来るまで、南に向かって歩き町中の散策を始めました。
この非常階段の部分しかないビルは何度見ても不思議です。何のために作られたか謎を解明中です。
階段ビルを背景にした胸像を撮影しました。
公園には小便小僧の像が立っています。よく見ると常に水が滴(したた)るため、石の部分が藻のような緑色が付着していたり、実は現実的に少し汚れているのは残念です。
上を見上げると坂の上にも民家が建っています。煙突に付けられた小さな屋根がおしゃれです。
民家の屋外のコンクリートの階段は地面に接していないため、耐久性が気になりますが、中には
もちろん鉄骨が入っています。柱の支えはないですね。
町の中心道路から左の橋を渡ると古代ローマの噴水「エリヤ(Елия)」に到着しました。道路からも見えるのでわかりやすいと思います。ただ橋を渡るとき、左手前の家の住民に勝手に噴水の解説をされ1レヴ(約72円)要求されたので注意が必要です。
観光地らしく整えられ、簡易ベンチもいくつか用意されています。普通の住宅街にあるのが驚きです。
噴水の後ろは庭のような広場があります。
ここにはなぜか4つ葉どころか5つ葉クローバーも大量に見つかります。
聖母マリアの被昇天教会(Храм "Успение Пресвета Богородица")です。庭にはバラが咲いていました。敷地の周りにはフェンスと立派な
扉が付いていましたが誰でも入れました。
バスからも見えた階段ビルを発見です。全部で2棟ありました。
坂を上っていきます。丘の上のほうにも住宅街は広がっています。
石畳の道はおしゃれですが、日常生活には不安定な足元で不便かもしれません。
あちこちに細い路地や階段があって、どこから行こうかどこの道ににつながるのか待ち歩きの選択肢はたくさんあります。
丘の頂上付近まで来ました。左手にニコポリス要塞跡、右手にモスクの建つ丘に挟まれ、ドナウ川と平地のルーマニアを臨むことができました。
現在は平和で小さな町ニコポル、今度来たら反対側の丘の方へ散策してみたいと思います。
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