バルト海の魚三昧。トゥルクのニシンマーケット
今週末は、ニシンマーケットが開かれているので、ご報告を。トゥルクでは毎年2回、バルト海ニシン(Silakka シラッカ)マーケットが開かれます。春、4月は群島マーケット、秋の10月のはニシンマーケットと呼ばれています。アウラ川沿いに、魚や手工芸品、はちみつやパンなどを売る露店が並びます。
まずは、お昼ご飯。Muikku(ムイック)という淡水の小魚にライ麦のパン粉をまぶし、バターで炒めたものと、サーモンスープ。ムイックは大きな鉄板で、じゅうじゅうと焼かれていて、魚の焼けるよい匂い。丸ごと食べられて、カルシウムがたくさん摂れそうなので、子供に食べさせたいです。うちの息子はガーリックソースをつけて食べるのが好きです。
![muikut S.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/turku/assets_c/2015/04/muikut S-thumb-600x400-144450.jpg)
![lohikeitto S.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/turku/assets_c/2015/04/lohikeitto S-thumb-600x400-144452.jpg)
そして、このマーケットの主役は、バルト海ニシン。酢漬けやマスタード漬け、赤ビーツで色をつけたもの、その他いろいろマリネにしてびん詰めかプラスチックの容器に密封で売られています。一瓶、6-7ユーロくらい(800円前後)。
![marinoidut silakat S.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/turku/assets_c/2015/04/marinoidut silakat S-thumb-600x400-144454.jpg)
![marinoidut silakat 2.JPG](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/turku/assets_c/2015/04/marinoidut silakat 2-thumb-600x400-144456.jpg)
燻製や、生の魚も。写真はサケ科の淡水魚、ホワイトフィッシュに塩をふって締めたものをライ麦パンにのせ、ディルをふったスナック。おいしそう! フィンランド人は生の魚は食べませんが、塩で締めたサーモンや白身魚、コールドスモークしたマスやサーモンは人気があります。
![graavattu siika S.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/turku/assets_c/2015/04/graavattu siika S-thumb-600x399-144458.jpg)
焚き火で焼いたサーモン。量り売りで、これくらいほしい、と見せると焼けたサーモンを切りわけてくれます。赤いカバーオールはマーケットの名物おじさんで、買った魚にコニャックをふりかけ、フランベにして仕上げてくれます。私の購入した700gくらいの半身は約20ユーロ(約2600円)でした。
![loimulohi S.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/turku/assets_c/2015/04/loimulohi S-thumb-600x399-144460.jpg)
![loimulohi 2 S.jpgのサムネール画像](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/turku/assets_c/2015/04/loimulohi 2 S-thumb-600x399-144462-thumb-600x399-144463.jpg)
このサーモンを、これまたマーケットで買った、群島地方で作られるほの甘いライ麦のパン(saaristolaisleipä サーリストライスレイパ)にのせてオープンサンドを作ってみました。イタリアのスパークリングワインと合わせて、乾杯!
![lohileipä S.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/turku/assets_c/2015/04/lohileipä S-thumb-300x450-144465.jpg)
4月のお題 「フードワゴン (屋台)」
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