ネパールの治安情勢及び経済情勢(燃料危機関連有)

公開日 : 2015年11月10日
最終更新 :

11月10日付、在カトマンドゥ日本大使館からのお知らせを転載します。

===以下転載===

ネパールの治安情勢及び経済情勢

1 治安情勢

 インド国境地域の多くの地域で、マデシ系グループによるバンダ(ゼネスト)が継続されています(一部の郡の行政官事務所長官に軍の発動が行える権限を与えてます)。なお、11月21日(土)からタルー系グループもバンダを実施することとしています。

2 燃料の供給

 10日、ネパール石油供給公社は、燃料の備蓄が著しく不足しているとして、一般車両に対するガソリン及びディーゼル・オイルの供給を行わないことを発表しました。

3 航空便(国際線)の状況

(1)フライト時間が3時間以上の航空便については、途中給油地に経由する必要から、スケジュールに変更が出ています。

(2)中東系の航空会社(カタール、アブダビ、エミレーツ等)で、1日に2便以上の航空便を運航する航空会社については、日によって1便減便することもありますが、これについては2日前に決定されるため、流動的な状況です。

(3)中国東方航空については、一時運航を中止していましたが、11月9日から再開。中国南方航空は、11月末まで運航を中止するとしています。

4 航空便(国内線)の状況

ブッダ・エアおよびイェティ航空などの主要国内線については、11月8日及び9日は、通常の約4割が運航(例:1日に7便運航している場合は、3便のみ運航)していたが、10日からは通常の60パーセントの航空便の運航を行う決定をしました。航空便の運行については、毎日17時に翌日の運航状況を決定するため、日々、状況を航空会社に確認する必要があります。

(国際線及び国内線の状況は、中止・変更の可能性がありますので、御利用の各航空会社から最新の情報を入手して行動するよう心がけて下さい。)

===転載以上===

筆者

ネパール特派員

春日山 紀子

2000年よりカトマンズ在住。

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