イタメシの卵料理っていったいなに?!
皆さん、こんにちは!
2015年1月のお題(お題とは、地球の歩き方全世界特派員共通のタイトルのことを言います。運営員より毎月2つのテーマが出されます。)は卵料理、イタメシで卵を使ったお料理はたくさんありますが、私が、イタリアの卵料理でまず、真っ先に思い浮かぶのは、スパゲッティ・アッラ・カルボナーラ、その次に、フリッタータ(イタリアンオムレツ)、そして、ラ・スぺツィアでよく見かけるトルタ・ディ・リーゾ(お米の入った甘い卵のタルト)です。
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スパゲッティ・アッラ・カルボナーラ
炭焼き職人風のパスタといわれる、カルボナーラ、もともとはローマ料理で、材料は、塩つけのポーク、 "パンチェッタ(豚のバラ肉、生ベーコン)か、こだわり派(実はこっちが本物!)は脂身が多いグアンチャーレ(豚の頬肉、豚トロ)" チーズ 、"パルミジャーノ・レッジャーノか、こだわり派(実はこっちが本物!)はペコリーノ(羊の乳を原料としたチーズ、塩気がきつい)"、黒コショウ、鶏の卵 (卵黄又は全卵)、パスタの形は、スパゲッティーを用います。
ポイントは卵がスクランブルエッグのようにパラパラにならないように、卵とパスタの混ざり方がしっとりと絡むようにするのが、上級者!
少々、バターを入れるとマイルドになります。(個人的には入れません。)
お好みで生クリームを入れる場合もあります。(個人的には入れません。)
結構、胃が重くなるこってりな一品ですが、トマトソーススパゲッティ、ミートソーススパゲッティに次いで人気があります。
日本語のサイトを見つけました。良かったらご覧ください
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ポテト入りのイタリアンオムレツ
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野菜入りのイタリアンオムレツ
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スパゲッティ入りのイタリアンオムレツ
イタリアンオムレツ(フリッタータ、フリッジェレ、意味は炒める、揚げる)は、キッチュに似た卵料理です。
お肉、魚類、チーズ、野菜、パスタなどを入れて、塩コショウし、ハーブをお好みで入れて卵に混ぜ合わせて焼き上げたものです。
円形型が多く、切り分けていただきます。
冷蔵庫の中にある残り物や、パスタのゆでたあまりものなどで簡単に料理できる、家計を助けてくれる一品です。
重要なのは、パルメザンチーズ(パルミジャーノ・レッジャーノ)をたっぷり入れてください。
冷めてもおいしいですよ!
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![torta_di_riso.jpg](/laspezia/assets_c/2015/01/torta_di_riso-thumb-700x525-134638.jpg)
お米入りの卵のタルト(イタリア語はトルタ・ディ・リーゾ)
この卵がふんだんに入った甘いお米のタルトは、ラ・スぺツィアのパン屋さんやお菓子屋さん、ピザ屋さんなどでもよく売られています。一つ一つケーキのように売られていたり、大きなお米のタルトを切ってグラムを計って売っているところもあります。
気になるお味は、お米が入った焼きプリンのようです。
昔の懐かしい味でお米入りだからボリューム感たっぷり!
もともとプリンが大好きなため、私の大好物の一品となりました。
ラ・スぺツィアに住み始めてからもう病みつきです。(笑)
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![zabaione.JPG](/laspezia/assets_c/2015/01/zabaione-thumb-700x1045-134642.jpg)
ザバイオーネ(フランス語はサバイヨン)
ザバイオーネは、イタリアピエモンテ州の超簡単な卵のデザートで、砂糖と、卵(黄身のみ)を混ぜて温め、お好みでマルサラ酒やシェリー酒、ホワイトワインなどを加えたカスタードクリームのことです。
自宅でイタリアンのホームパーティーをする予定だけど、当日、ドルチェまで作る時間がなくなってしまった?!
でも、手作りでなにかおもてなしがしたい場合には非常に助かる一品です。
それに、パーティーに呼ばれた人たちも、おなかがいっぱいでケーキはもう食べられないけど、ザバイオーネだったら別腹で頂けると好評です。
クッキーやパネットーネ、フルーツに添えていただきます。
卵は新鮮なのがいいですね。
お好みでお砂糖のザラザラ感を残すザバイオーネもありますが、個人的にはお砂糖を完全に溶かすザバイオーネが好きです。
この前、友人のホームパーティーへ行ってきたときに、デザートでザバイオーネが出てきました。
マルサラ酒がかなり入っていて大人の味がしました。
子供用にはお酒のあまり入っていないほうがいいと思います。
朝食で食べたりもします。
皆さんも簡単ですのでぜひ作ってみてくださいね!
イタリア語のサイトを見つけました。良かったらご覧ください!
(1月のお題より"卵料理")
ケイコ
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筆者
イタリア特派員
ピッパ
イタリアミラノへオペラ留学後日伊間を往復する暮らしを初め、結婚後はイタリア各地に移住。
【記載内容について】
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