№38 モスクワのスーパーマーケット- こんなに値段が違うなんて!
モスクワに引っ越して何より驚いたことと言えば、物価の高さ。話には聞いていましたが、実際ここまでだったとは!とスーパーやレストランに行く度にため息ばかりがこぼれてしまい、何とも切ない気分になったものです。
そりゃ、北欧やスイスに比べたら...ですが、ここロシアですからね。
先日、モスクワのニュースやレストラン情報などを紹介するウェブメディア"The Village"を読んでいたら、おもしろい特集を見つけました。
(ロシア語ですが、記事はこちら)
▼≪モスクワの最も安い/高い食料品店≫ *The Villageより抜粋
物価が高いと言っても、国民全員が必要とするような、食品を含む生活必需品については日本と比べて安価だと感じることもありますが、驚いたことがもう一つ。
「どうして全く同じ商品の値段がスーパーによってこんなに違うの?!」ということ。
それを徹底比較しているのがこの記事。
▼≪モスクワの13の食料品店で同じ商品の値段を比較してみた≫
価格のところにお財布マークがあるものが最安値、値札マークが最高値。
パンは、お店によって全く同じものとは言えないので除外するとして、最も開きのあるもので約4倍の価格差(歯磨き粉)がありますね。
11品目の合計金額が安い方の2トップ、АТАК(アタック)とАШАН(アシャン)はどちらもフランス系のアシャングループの大型スーパーで郊外型なので、行くのも面倒であれば、ようやく辿り着いたところで大混雑に迎えられ...と、安い分、買い物するのも一苦労。
一方、高い方の2トップ、Бахетле(バヒェトレ)とАзбука вкуса(アズブカ フクーサ)は都市型のきれいな高級スーパー。値段に違いがあるのも当然と言えば当然ですが、それにしても違いますよね、、同じものなのに。
もちろん、高級スーパーには、そこでしか手に入らない気の利いたものや、おいしいものがあったりするので、目的によっては重宝しますが。
全く同じものなら、多少手間をかけても安く買いたいと思う派(私)と、安くなくたっていいから、雰囲気のよいお店で買いたい派とか、色々なニーズがあるとは思いますが、値段に開きがあり過ぎるのがモスクワのスーパーの特徴。
今回は、生活者視点になってしまいましたが、次回はそんなモスクワのスーパーたちの旅視点でのおすすめをご紹介したいと思います。
*1RUBは、現在のレートで約2.9円です
4月お題"スーパーマーケット"
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